公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)は、2020年11月9日(月)~13日(金)と30日(月)、第12回持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム【ISAP2020】をオンラインで開催いたします。
ISAPは第一線で活躍する専門家、国際機関、政府、企業、NGO関係者が集い、アジア太平洋の持続可能な開発に関する多様な議論を行う場です。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による世界的な脅威により、突如として、私たちの社会・経済構造、生活様式、価値観に大きな変化がもたらされました。COVID-19からの迅速な復旧や復興が必要であることはいうまでもありませんが、この状況にあって、いかに私たちの社会を再設計=リデザインするか、また、私たちの社会をより持続可能なものに変えていくか、考える機会が示されています。今年はテーマを「アジア太平洋地域での持続可能な社会構築に向けた公正な移行:COVID-19を越えてより良い未来を創る」として、世界の持続可能性に焦点を当て、現在および将来直面するリスクに対するIGESの姿勢を明らかにします。同時に、世界がこの地球規模の危機から立ち直れるよう、関連するステークホルダーとのより強力なパートナーシップを呼びかけたいと考えています。
今年は6日間にわたり、すべてのセッションをオンラインで公開いたします。各セッションではCOVID-19への初期対応、復興、リデザインのプロセスを念頭に、持続可能で回復力のある、包摂的な社会に向けた変革に必要な行動について議論し、オンラインツールの使用による革新的なアプローチで、これまでより幅広い方を対象に、さまざまなステークホルダー間の議論を促進することを目指します。
詳細はISAP2020ホームページ(https://isap.iges.or.jp/2020/jp/index.html)をご覧ください。
【ISAP2020 全体テーマ】
「アジア太平洋地域での持続可能な社会構築に向けた公正な移行:COVID-19を越えてより良い未来を創る」
【主な登壇者】
- リチャード・フロリゾン International Institute for Sustainable Development(IISD)代表兼CEO
- エリザベス・マルマ・ムレマ 生物多様性条約事務局事務局長
- アジャイ・マスール インド・エネルギー資源研究所(TERI)所長、気候変動に関する首相諮問機関メンバー
- クン・ポアック ASEAN社会文化共同体担当事務次長
- ヨウバ・ソコナ サウスセンターシニアアドバイザー/IPCC第5次評価報告書第3作業部会(気候変動の緩和)共同議長
- フィリッポ・ベグリオ マネージングディレクター/シニアマネジメントチーム 持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)
- 武内和彦 公益財団法人地球環境戦略研究機関理事長
【ISAP2020開催概要】
日 時 | 2020年11月9日(月)~13日(金) テーマ別セッション 2020年11月30日(月) 本会合 |
会 場 | オンライン |
主 催 | 公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES) |
言 語 | 日本語 / 英語 (同時通訳付き) |
参 加 費 | 無料 |
申込方法 | テーマ別セッション・本会合ともにウェブサイト上でアナウンスいたします。 https://isap.iges.or.jp/2020/jp/index.html |
【このプレスリリースに関するお問い合わせ】
公益財団法人 地球環境戦略研究機関 (IGES) 広報担当: 庄(しょう)
Tel: 046-855-3845 Email: [email protected] http://www.iges.or.jp/