2020年8月26日
お知らせ
2020年8月26日、オンラインで調印式が開催され、IGESは東アジア海域環境管理パートナーシップ(PEMSEA)との協力に関する覚書を締結しました。この協力関係によりIGESは、PEMSEAの「地域の優れた拠点(RCoE)」として認証されました。また、特にPEMSEAが今後活動を強化していくとしている「気候変動適応と防災」において、東アジア海域における関係者の能力開発、知識共有、気候変動適応政策や関連事業への科学的インプット等を行うことが期待されています。
調印式にはIGESから武内理事長が参加し、新たにPEMSEAのパートナー機関となった厦门大学海洋与海岸带发展研究院(COMI)、ノルウェー水質研究所(NIVA)と合同で行われました。
IGESでは、自然資源・生態系サービスユニットの気候変動適応チームが担当となり、アジア太平洋適応情報プラットフォーム(AP-PLAT)といった既存のイニシアチブやプロジェクトの下での協働も視野に入れながら、PEMSEAとの協力協定関係を築いていきます。
PEMSEAは、東アジア海域における環境保全と調和した開発を推進するため、政府、地方政府、NGO、研究機関等の連携強化を目的として設立された国際組織で、事務局はフィリピン共和国のマニラ市にあります。
PEMSEAについての詳細 : http://www.pemsea.org/
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