G20に向けて全米商工会議所と海洋プラスチック問題に関するオンライン会合を共催

2020年7月21日
お知らせ

2020年7月9日、地球環境戦略研究機関(IGES)は、全米商工会議所(United States Chamber of Commerce、本部:ワシントンD.C.)による持続可能な成長のための国際政策連合(International Policy Coalition for Sustainable Growth)と、オンライン会合「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン実現を目指す国際対話:東南アジアにおける海洋プラスチック問題に取り組むための政策とビジネス・ソリューション」を共催しました。これは、海洋プラスチック汚染対策と循環経済の構築に向けて民間セクターの関与は不可欠であるとの観点から、G20のビジネスプロセスであるBusiness 20(B20)の一環として実施されたものです。

今回は、陸上由来の海洋プラスチック汚染が特に深刻な東南アジアに焦点を当て、世界各国の民間企業、政策立案者および専門家などが、民間セクターが海洋プラスチック問題解決に向け担うべき役割について、循環経済ならびに資源効率の観点から議論を交わしました。これまで地域で実施されてきた政策の成果や教訓、今後の展望なども紹介され、参加者は積極的に大阪ブルー・オーシャン・ビジョン実現を推進していくことを確認したほか、問題解決策の実装およびその拡大に向けて必要な公共政策についても検討しました。

世界最大の経済団体である全米商工会議所は、本年11月にサウジアラビアで開催されるG20サミットおよび中長期的なビジョンの確立のために、持続可能な成長に関する整合的な政策立案に寄与する国際的な協業を進めており、持続可能な成長のための国際政策連合(International Policy Coalition for Sustainable Growth)事務局も務めています。IGESはナレッジパートナーとして本連合に参加しています。

IGESは海洋プラスチック問題および循環経済が主要な政策課題であるとの認知拡大に国際的に寄与してきました。直近では、2019年に日本で開催されたG20環境エネルギー大臣会合プロセスに加えて、科学者対象のScience 20(S20)およびシンクタンクのThink 20(T20)などの関連プロセスに貢献しています。また、東南アジアにおける廃棄物管理の知見・経験も豊富に有しており、本年4月からはUNESCAPのClosing the Loopプロジェクトの実施団体として、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシア4か国4都市にて、デジタルデータを活用した海洋プラスチックごみの流出対策に取り組んでいます。

IGESは今後とも、国内外で多様なパートナーシップを強化しながら、本問題の解決に向け活動してまいります。
 

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International Policy Coalition for Sustainable Growth