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Book
変化が激しく、またその予見が難しい地球環境やそれにともなう社会·経済の変化の中で、企業はその存続のために対応を迫られています。こうした状況下で、環境(E)・社会(S)・企業統治・ガバナンス(G)、いわゆるESGを経営方針や投資判断に組み入れるアプローチは、有用な手法の1つとして活用されています。 本書の特徴は、「ESGにどのように取り組むか」のみならず、「なぜESGに取り組む必要があるのか」について、国際的な動向や科学的視点も含めて解説している点です。構成は次のとおりです。第1章でESGの基本的な点を「質問と答え」というかたちで整理しています。第2章では特にカーボンニュートラルに向けた取り組みの観点から、投資家と企業の関係を解説しています。第3章では、近年ESGが注目されている背景について...
Issue Brief
世界の主要な投資家や銀行などの金融機関は、 2021 年 11 月に開催される国連気候変動枠組条約( UNFCCC )第 26 回締約国会議( COP26 )に注目しつつ、「パリ協定」や「ネット・ゼロ」に沿った行動をとることを約束している。これと並行して、投資家や金融機関の間では、生物多様性に関連する投資ポートフォリオのリスクを懸念する声が高まっている 。これは、気候変動と生物多様性の間に重要な関連性、すなわち、相乗効果やトレードオフがあることや、生物多様性の破壊を含む生態系への人間の影響が COVID-19 のような感染症の拡大に関係している可能性が認識されつつあるためと考えられる。本イシューブリーフでは...
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