東アジア地域における遺失漁具(ALDFG)対策の現状と課題 ― 韓国・台湾の現地調査報告と政策提言―

ワーキングペーパー
東アジア地域における遺失漁具(ALDFG)対策の現状と課題 ― 韓国・台湾の現地調査報告と政策提言―

海洋プラスチック汚染の中でも漁業活動(漁業および養殖業を含む)に由来するものは放棄・遺棄・投棄された漁具(Abandoned, Lost, or Discarded Fishing Gear: ALDFG、またはゴーストギア)と呼ばれる。海洋に流出して日本の近海および沿岸域を汚染しているALDFGは、日本国内から発生したものに加え、多くは近隣諸国を含む他国から漂着したものである。このことから、ALDFG対策は日本のみでなくアジア諸国全体で取り組むことが重要であると考えられる。

そこで、本稿では、東アジア地域の中でも特に韓国と台湾を対象として実施した現地調査の結果をとりまとめ、日本との比較を通じて今後の日本の対策強化に向けた提言を抽出した。その結果、韓国および台湾においては、近年次々と新たな政策が打ち出されALDFG対策が強化されている現状が明らかになった。

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