2023年12月15日
プレスリリース
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)と青森県八戸市は、気候変動への対応と持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、「八戸市と公益財団法人地球環境戦略研究機関との連携協力に関する基本協定書」(MOU)(以下、本協定)を取り交わしました。
本協定では、以下のことが定められました。
- 八戸市は、IGESとその連携機関に対し、気候変動対策が健康をはじめとした人々のウェルビーイングにもたらす有益な効果に関するデータを提供する。
- IGESは、どのような政策がそれらの効果を最大化できるのか、分析を行う。
- IGESは、それらの知見をもとに、八戸市民の健康とウェルビーイングを改善するための政策提言に向けた報告書を作成する。
また、ワークショップの開催や国際視察を通じて国内外の自治体と交流・情報共有を図るほか、本協定に基づく活動成果を国内外に広く発信していきます。
なお、これらの活動は、世界的な慈善財団の1つで、人々の健康に関する喫緊の課題を解決するための科学を支援する、ウェルカム財団(英国)の資金提供を受けて実施されます。
IGESと八戸市は、本協定を通じた連携協力により、持続可能な未来のための取り組みを推進していきます。
