2021年4月2日
お知らせ
3月23日、IGESとSTART International Inc.(米国)は、アジアにおける「地域循環共生圏(CES)」推進協力のための協定を更新しました。協定調印式はオンラインで行われ、IGESからは武内和彦理事長が、STARTからはジョン・パドガム専務理事が出席し、IGESの高橋康夫所長が進行役を務めました。
本協定は、IGESとSTARTが協力して南アジア・東南アジアにおける地域循環共生圏(CES)プラットフォームの開発を進めることを目的とし、研究者と地方自治体のパートナーの双方がこの開発に参加することを目指しています。また、1)CESフレームワークの重要な要素を取り入れ、2)特定の地域の状況を考慮した優先行動を共同で検討し、科学と政策の相互作用を促進する の2点に注力します。
STARTのバーバラ・ライアン理事長も調印式に出席し、IGESとSTARTのコラボレーションが地域の持続可能な開発に大きく貢献するとともに、日米のコラボレーションの好例となることを期待していると述べました。最後に武内理事長は、低炭素社会、資源循環、自然との共生といった主要な政策的アプローチに基づくCESコンセプトの重要性を強調し、IGESとSTARTのコラボレーションがアジアにおけるCESコンセプトを推進するための基盤となることを期待していると述べました。