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Working Paper
IGES Working Paper
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本稿では、2009年以降における中国排出量取引制度の発展について振り返り、今後の展開について整理したものであり、1.制度導入の背景および国内政策としての位置づけ、2.パイロットETSの現状、3.今後の展望、の3つ内容に分けられている。  1.制度導入の背景および国内政策としての位置づけ、においては、中国パイロットETSの始動から国家ETS導入までの歴史的政策文書を精査し、胡錦涛政権と習近平政権における政策論的位置づけについて整理した。  2.パイロットETSの現状、においては、(1)制度開始に向けたプロセス、法的根拠、(2)パイロットETSの基本情報、(3)対象業種、線引き基準、(4)割当方法論の概要(2省5市)(5)MRV の仕組み、の5つの内容を中心に...
Non Peer-reviewed Article
In 地球温暖化
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中国は、再生可能エネルギー(再エネ)設備の導入量を確実に伸ばしている。2018年6月末まで、中国における風力発電、太陽光発電設備導入量は、それぞれ、1.7億kWと1.5億kWに達した。内、太陽光発電設備導入量は、すでに2020年導入目標1.1億kWを4000万kW以上も上回る快挙を果たした。しかし、中国は、長年、再エネ発電量が無駄に捨てられる問題に悩まされている。
Non Peer-reviewed Article
In 地球温暖化
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中国政府は、2016年3月に発表した「中国電力発展に関する第十三次五ヵ年計画」(以下、電力発展計画)に基づき、2020年まで、2.5億kW相当の非化石燃料発電設備を新規導入する予定である。具体的な目標として、2020年まで、水力発電を3.4億kW,風力発電設備は2.1億kW、太陽光発電設備は1.1億kWまで拡大する計画である。