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2015年、国際社会は「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の中核となる「持続可能な開発目標(SDGs)」を採択しました。そして多くの国が、国連が主導する「自発的国家レビュー(VNR)」のプロセスを通じて、SDGsの実施に向けた取り組みを公開・共有しています。新しい開発アジェンダの実現のために各国が進める幅広い政策と予算の一部が、このプロセスを通じて明らかになりました。しかしながら、アジア太平洋地域の政策立案者は、SDGs達成に向けた取り組みをさらに加速させる必要があります。
2019年9月に公表された「持続可能な開発に関するグローバル・レポート(GSDR)」の最新版では、SDGsの進展を加速するために重要な6つの「エントリーポイント」が提案されました。2020年の「持続可能な開発に関するアジア太平洋フォーラム(APFSD)」と「持続可能な開発に関するハイレベル政治フォーラム(HLPF)」での議論は、この6つのエントリーポイントを巡り展開されると考えられています。これらの議論に貢献するために準備されたIGESのキーメッセージには、エネルギーや農業などの主要セクター、自治体や企業などの重要なステークホルダー、そして個人の幸福から地球環境コモンズ(公共財)までのあらゆるレベルにおいて、今後必要となる様々な変化についての提言が含まれます。
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