1.5°C ライフスタイルプロジェクト オプション・カタログ(全国版)

Training or Learning Material
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このカタログは、「1.5℃ライフスタイル」ワークショップと「脱炭素ライフスタイルチャレンジ」のために作成されました。


私たちの暮らしに関連して、地球温暖化の原因となる温室効果ガスが発生しています。温室効果ガスを計算するカーボンフットプリント(CFP)という数字で見ると、2015 年には、日本に住む私たちの暮らしに関連して、一人あたり年間7,100 キロの温室効果ガスが発生していました。地球温暖化を1.5℃に抑えるには、この数字を2030 年に2,500 キロ(約1/3)、2050 年に700 キロ(約1/10)まで減らす必要があります。


このカタログには、私たちの暮らしに関わる移動、エネルギー、食、製品、レジャーの5分野で、温室効果ガスを減らす暮らしの選択肢を記載しました。各ページには、具体的な内容と、それぞれの選択を取り入れることで削減できるCFP の最大量が示されています。


ワークショップでは、温室効果ガスを減らしながら、皆さんが幸せに、安心して暮らしていくことのできる、地域と暮らしの将来の姿を話し合います。


「脱炭素ライフスタイルチャレンジ」では、将来の地域を視野に入れながらも今、ここで始められることは何かを考えるために、温室効果ガスを減らす暮らしの選択肢のうちからいくつかを選び挑戦していただきます。このカタログが、みなさんの理解を助け、実りのある対話に役立つことを願っています。


なお、このカタログに掲載したCFP の数値は、新型コロナウイルスが流行する前の2015 年を基準として計算している点にご留意ください。

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