IGESでは、日本における国際的な情報の共有を促進し、政策決定や企業の経営方針の基盤となる情報収集に役立てていただくため、重要な環境関連文書を翻訳しています。この活動の一環として、「IGES日本語で読むシリーズ」解説ウェビナーでは、できる限り専門用語を使わずにわかりやすく、コンパクトに翻訳文書の内容をお届けしています。
世界の環境関連の重要文書を翻訳に携わった研究員が解説する「IGES日本語で読むシリーズ」解説ウェビナーの第5回では、国連環境計画(UNEP)の適応ギャップ報告書2023を取り上げました。本報告書は、世界中で気候のリスクと影響が加速しているにもかかわらず、適応資金のギャップ(不足額)が拡大していることを示しています。また、世界の6カ国に1カ国は、いまだに国レベルでの適応策の 計画手段を有しておらず、残存するギャップを埋めるためには、さらに多くの行動が必要だと、警鐘を鳴らしています。ウェビナーでは報告書の解説に続き、そこから得られた日本社会への示唆も共有しました。
Event Details
Date/time
2024年4月24日(水)12:15~13:00
Venue
オンライン
Organisers
Languages
日本語
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Contact
Presentation Materials
司会進行: |
⽔野 理 IGES 適応と水環境 プログラムディレクター | ||
12:15-12:40 | ギャップ報告書の内容説明 岡野 直幸 IGES 適応と水環境 研究員 |
PDF (1.2MB) | |
12:40-12:50 | ディスカッション | 日本社会へのインプリケーション | |
12:50-13:00 | 質疑応答 |