Dr.
Mikiko KAINUMA

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Commentary (Op. Ed)
エネルギー・資源

脱炭素化社会は単に温室効果ガス排出量がネットゼロになる社会ではなく、公正で持続可能な社会であり、それをいかに実現するかが大きな課題となっている。本稿は昨年度環境省からの「国際脱炭素化社会研究調査等委託業務」のもと実施したインタビューや、気候中立社会実現のための戦略研究ネットワーク(LCS-RNet)年次会合での発表のうち、公正で持続可能な移行に関連するものを取り上げ、著者の考察を加えたものである。

Commissioned Report

本件は令和3年度国際脱炭素化社会研究調査等委託業務の報告書であり、以下4点について記載している。
① 電力需要側の2050年までの変化をシナリオ化するための基礎調査
② 2度目標を達成する長期シナリオのエネルギー需要に関する調査・分析
③ 欧州の複数の研究機関とのネットワークの年次会合の結果、ネットワークを活用した調査
④ 大学・研究機関等との連携によるゼロカーボンシティ実現支援方策の検討・調査

Presentation
14th Integrated Assessment Modeling Consortium (IAMC) annal meeting
Author:
Tashi
Wangmo
Louise
Guibrunet
Behnam
Zakeri
Peter
Rafaj
Shonali
Pachauri
Zbigniew
Klimont
Volker
Krey
Keywan
Riahi

Presentation at IAMC annal meeting in December 2021. The project is a part of IIASA-MOEJ collaborative project B, Bhutan component. 

The unexpected Covid-19 pandemic, however, hit global society at the end of 2019, and Bhutan
is no exception. Covid-19 has significantly highlighted the social systematic vulnerabilities in a global
context. In...

Submission to Policy Process

新型コロナウィルス(COVID-19)による社会・環境・経済への広範な影響を受け、政策立案者にはプラネタリー・ヘルス(地球の健康)を取り戻すことが求められている。 地球環境戦略研究機関(IGES)による新型コロナに関するポジションペーパー3.0は、健康な地球を目指し、実現可能なアクションについて提案し、野心的な政策立案を支援することを目的としている。 本ペーパーでは、「プラネタリー・ヘルス」と「ワンヘルス」の基本概念を紹介した後、グリーンイシューである生態系関連、そしてブルーイシューである水関連の提案を行い、さらに、ブラウンイシューである気候変動やグレーイシューである大気汚染の問題に対処するための経済刺激策のモメンタムを適切に維持する方法を検討する。最後に、生態系と気候の保護を統合しつつ...

Keywords:
Policy Report

The ASEAN State of Climate Change Report (ASCCR) provides an overall outlook of the state of play of climate change issues in the ASEAN region. ASCCR is also a forward-looking report, which includes recommendations on making the transition toward 2030 and on to 2050 for both adaptation and mitigation, considering ASEAN’s development context and the...

Submission to Policy Process

COVID-19’s wide-ranging social, environmental, and economic impacts has led to calls for policymakers to restore planetary health.  The Institute for Global Environmental Strategies’ (IGES) COVID-19 position paper 3.0 aims to help policymakers translate support for a healthy planet into actionable recommendations and ambitious policy directions.  A...

Commissioned Report

本報告書は、欧州等で進められている各産業のトランジションや社会・経済予測モデルにかかる研究等について情報収集・共同研究を進め、我が国の取り組みの検討材料とした、環境省委託業務について取りまとめたものである。

Book

『はかって、へらそうCO2 1.5℃大作戦』では、次世代を担う子ども向けに、私たちの日常生活が気候変動に与える影響や持続可能な未来のためにできる行動を、科学的根拠に基づきわかりやすく、また子どもにも身近な事例や説明を用いて監修しました。「①はかる編」では、気候変動緩和の必要性を総合的に解説した上で、ライフスタイルカーボンフットプリントの考え方を紹介。自分の生活に関連してどれだけの温室効果ガスが排出されているのかを簡易計算できるワークシートを使って、理解を深めます。

Commissioned Report

本業務では、今後世界及び我が国が長期目標を実現していくにあたり、いかに脱炭素社会への遷移を果たすか、またそのためには短中期的にどのような取り組みを実施していくか「脱炭素社会への遷移(トランジション)」のための方策を調査・検討することを目的とした。

そのため以下の5つの項目について調査を行い、結果を取りまとめたものである。

(1)欧州等の産業構造の遷移(トランジション)戦略の事例調査及び手法の解析

(2)海外における統合評価モデルによる長期戦略等に係る定量分析事例の情報収集

(3)炭素中立社会への遷移(トランジション)に対応する途上国の発展政策調査の実施

(4)低炭素社会国際研究ネットワーク(LCS-RNet)第11回年次会合の開催

(5...

Policy Report

本ハンドブックは、IGES の研究活動ならびに関係機関からの協力をもとに、「変化する気候下での海洋・雪氷圏に関するIPCC 特別報告書」に関する最新の知見を取りまとめたものです。様々な角度からの分析・関連資料を掲載しており、同報告書の総合的な理解に資する内容となっています。

第1 章(イントロダクション)では、IPCC が同報告書を作成するに至った背景を、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)での議論やIPCC の足跡とともに振り返ります。第2 章(ブリーフィング・ノート)では、IGES 研究員が専門的知見をベースに、同報告書の概要を解説しています。第3 章(主執筆者インタビュー)では、実際に同報告書の作成に携わった2 名のIPCC 関係者へのインタビューを収録しています。第4 章...

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Project
Updated: October 2019

IPCC 48 - Special Report on Global Warming of 1.5°C

This is a special page containing information relevant to the 48th Session of the Intergovernmental Panel on Climate Change (IPCC), held in Incheon, Korea on 1-6 October 2018 and the its special report on Global Warming of 1.5°C.