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In 大津市地球温暖化防止活動推進センター情報誌
Volume (Issue): センター通信 No.23(2022年3月春)
Volume (Issue): センター通信 No.23(2022年3月春)
地球温暖化NOW! ~みんなで実現しよう脱炭素社会~
「私たちはすでに1.09℃温度上昇した世界に住んでいる」
2021年8月に世界中から選ばれた科学者・政府関係者から構成されているIPCC(気候変動に関する政府間パネル)は、最新の報告書である第6次評価報告書の第1弾である「第1次作業部会報告書(自然科学的根拠)」を公表した。今後、第2次作業部会報告書(影響・適応)、第3次作業部会報告書(緩和)、そして統括サマリーが公表される予定である。
第1次作業部会報告書によると、地球の平均気温は産業革命以前(1850年頃)から1.09℃上昇しており、現在は過去10万年間で最も温暖だった数世紀で、特に最近の温暖化は過去2000年以上で前例のないものだった(図1)。なお、気象庁によると日本の気温は過去100年で1.26℃、海面水温は1.16℃(世界平均は0.56℃)上昇している。
(中略)
以上のように、低炭素社会から脱炭素社会・ゼロカーボンに向けて、個別の対策だけでなく、包括的な取り組みが求められるようになり、地域の温暖化センターのような中間支援組織の役割はより重要である。多様なステークホルダーとの協働により、冷静な現状・将来分析とこうあって欲しいまちの姿による将来ビジョンの共創、地域の活力につながる取組、そのための各主体の役割などを設計・実施していくことが求められる。
新型コロナウィルスが落ち着き、再び滋賀県の先進事例を諸外国の方々に直接見て頂ける機会を作れましたら幸いです。引き続きのご縁を宜しくお願い致します。
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