気候変動ウェビナーシリーズ

気になるカーボンクレジットの国際動向

2023年5月12日(金)14:00-15:20

2021年4月に開始された「気候変動ウェビナー 炭素市場トラック」から早2年が経ちました。この間、国連気候変動枠組条約交渉下では、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)において、6条ルールブックの大枠に合意がなされ、COP27では「6条実施パートナーシップ」が設立されました。日本をはじめとした6条2項の下で二国間メカニズムが拡大し、6条4項監督機関が設立されるなど、様々な動きがありました。

先日開催されたG7札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合では、「質の高い炭素市場の原則」が採択されました。自主的炭素市場でも、自主的炭素市場十全性評議会(ICVCM)や自主的炭素市場十全性イニシアティブ(VCMI)、Climate Action Data Trustなど、新たなイニシアティブが立ち上がっています。

炭素市場に関する情報は刻々と更新されているため、混沌とした印象を受けるかもしれません。本ウェビナーでは、国際的なイニシアティブに参画している研究員が、これらの動きを踏まえたカーボンクレジットの動向や今後の見通しについて解説しました。

Event Details

Date/time
2023年5月12日(金)14:00-15:20
Venue

オンライン

Languages
日本語

Presentation Materials

気になるカーボンクレジットの国際動向

司会進行: 津久井 あきび 気候変動とエネルギー プログラムマネージャー

14:00-14:55
気候変動とエネルギー
副ディレクター
  • パリ協定6条の現状とCOP28に向けた見通し
  • G7札幌会合の結果概要
  • 自主的炭素市場の行方(ICVCMとVCMI)
  • クレジット批判の新たな動き 
  • CORSIAへの今後の影響
PDF (2.5MB)
14:55-15:20
質疑応答
 
 

録画映像