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このレポートは、2014年9月に国連事務総長主催の気候サミットで採択された森林に関するニューヨーク宣言(NYDF) について紹介し、2019年に公表された2つNYDFに関するレポートの概要の日本語訳を収録した。
1. 森林に関するニューヨーク宣言
2014年9月に国連事務総長主催の気候サミットで採択された森林に関するニューヨーク宣言(NYDF) は、2030年までに森林を保護・回復し、天然林の減少を終わらせるという10の野心的で世界的な目標を掲げてている。
2. 5年間の進捗評価レポート(概要日本語訳)
NYDFの採択から5年が経過したが、これらの目標が順調に進んでいるという証拠はほとんどなく、2020年までにNYDFの目標を達成することはおそらく不可能である。現状は芳しくないものの、多くの企業や公的機関が森林減少防止のための行動を実際に起こしている。しかし多くの場合、野心に欠け、個別の取り組みにとどまっている。
3. エンドーサーの視点(概要日本語訳)
森林に関するニューヨーク宣言(NYDF)のエンドーサー(署名団体)の視点を紹介するものである。2014年に同宣言が発表されてから5年間に得られた教訓、前進を阻む障壁、エンドーサーの行動を可能にする条件などを、10の目標の達成にむけた進捗状況とともに検証している。
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