第1期戦略研究報告書新発展パターンプロジェクト

Business Report
第1期戦略研究報告書新発展パターンプロジェクト

この報告書は第1 期研究フェーズにおける新発展パターン(NDP)プロジェクト活動およびそれによって得られた成果をまとめたものである。
NDP プロジェクトの目的は循環型社会を達成するための新しい発展パターンを探求することであり、特にアジア太平洋地域に焦点をおいている。本プロジェクトはIGES 内の他の5 プロジェクトと密接に協力しながら、IGES の基本目標に沿って実施された。
第1 期研究フェーズにおける本プロジェクトの目標及び主な成果は下記のとおりである。
(1) 「新しい発展パターン」を探るにあたって考慮すべき課題の研究及び明確化。研究結果に基づき、『21 世紀の環境と新発展パターン』という書籍を刊行した。
(2) その成果を一般の人々および外部専門家と共有すること。このため多くのワークショップや公開フォーラムを開催した。
(3) 「新しい発展パターン」の概念を実際の政策に反映させていくために国際政策協議フォーラムへ文書の提出や基調講演・報告等の貢献をすること。アジア・太平洋環境会議(エコ・アジア)長期展望プロジェクトの成果に基づき、IGES はエコ・アジア’99、エコ・アジア2000 および国連アジア太平洋経済社会委員会による環境と開発に関する閣僚会議(ESCAP/MCED)に政策および背景文書を提出した。また、IGES の代表がこれらの会合で基調講演や発表を行った。
(4) (1)で明らかになった課題の中からいくつかのテーマを取り出し、より詳細な調査研究を進めた。とりあげられたテーマは(a)環境に配慮した技術移転、(b)企
業と環境ガバナンスおよび(c)情報技術(IT)と環境であった。環境に配慮した技術移転研究の成果は報告書および技術移転・協力の実用的事例集に関する冊子としてとりまとめられた。企業と環境に関する研究は書籍として刊行された。
(5) 第2 期研究フェーズで研究を深めるべきテーマの明確化。第1期の成果を踏まえて第2 期において研究されるべきテーマはエコ・アジア関連調査、企業と環境に関する研究、ITと環境、アジア太平洋地域における持続可能な開発のための環境白書(仮称)の準備等がある。

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