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財団法人地球環境戦略研究機関(IGES、神奈川県葉山町 理事長 浜中裕徳)は、2012年6月にブラジル・リオデジャネイロで開催される国連持続可能な開発会議(UNCSD)(以下、リオ+20)に先立ち、2011年11月1日付で国連経済社会局(UNDESA:リオ+20事務局)に「リオ+20に向けた IGESプロポーザル」を提出しました。本プロポーザルは、同局がとりまとめる「リオ+20成果文書のための統合文書」に掲載される予定です。
本プロポーザルでは、東日本大震災及びそれに伴う福島原発事故を重要な教訓として踏まえ、 環境・経済・社会の“レジリエンス(しなやかな強さ、対応力)”の強化が持続可能な開発の実現に向けた重要かつグローバルな課題であると指摘します。
その上で、リオ+20のテーマとなる「グリーン経済」への移行について、安全で安定した低炭素エネルギーの段階的導入、生産者や消費者の行動変化の促進、また、「持続可能な開発のための 制度枠組み」の強化について、国連環境計画(UNEP)の強化、アジアにおける環境協力の促進を図るための調整窓口(フォーカルポイント)の立ち上げ等、急速な経済発展とそれに伴う環境・社会の変化に直面するアジアの視点から長期的なビジョンを提示します。
Remarks:
プロポーザル原文(英語): http://pub.iges.or.jp/modules/envirolib/view.php?docid=3337
リオ+20特集webサイト「Towards and beyond Rio+20」
http://www.iges.or.jp/jp/rio20/
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