南三陸地域における生ゴミ液肥利用の持続可能性と課題

Event: 南三陸いのちめぐるまち学会第2回大会
Presentation

南三陸地域では、官民連携による生ゴミ液肥利用事業が開始してから9年以上が経過し、燃やすごみの削減、地域連携の強化、そして持続可能な農業生産への貢献が実現されています。しかし、分別回収される生ゴミが増加しつづけてきたものの、それは一般廃棄物全体の10%未満に過ぎません。また、施設の稼働率がまだ5-6割に留まっていることや、補助金に依存している現状など、多くの課題が残されています。本研究では、有機物の物質フローを明らかにすることで、地域内の循環利用の現状を評価し、地域活性化を促進し、持続可能なビジネスモデルの構築に向けた課題と解決策を検討します。

Author:
Date: