「脱炭素社会の推進に関する包括連携協定」を締結 - IGES、兵庫県、三井住友銀行、神戸大学および神戸新聞の5者が地域の脱炭素化に向けて連携 -

Announcement

IGESは、兵庫県、三井住友銀行、神戸大学、および神戸新聞との間で、「脱炭素社会の推進に関する包括連携協定」 を締結しました。環境政策研究機関、県、金融機関、教育機関、そしてマスメディアが連携し、産官学一体となって地域の脱炭素化に向けて取り組みます。

兵庫県は2022年に、脱炭素社会という新しい時代の地域における将来像と取り組み指針を示した「兵庫県地球温暖化対策推進計画」を改定し、強化しました。本計画では、2030年度までに2013年度比48%減の温室効果ガス削減目標を掲げています。産業部門からの排出量が全体の7割を占める兵庫県では、中小事業者による脱炭素経営の促進が大きな課題のひとつです。

5者は、必要な施策を着実に進めていくために、事業者、県民、団体への取り組み支援、最新の情報の提供、そして次世代の担い手の育成を促進します。具体的な活動には、再生可能エネルギーの導入拡大、カーボンフットプリントの削減・見える化、環境負荷の小さい商品の販売促進、そしてとりわけ若い世代への啓発活動があげられます。

2023年2月2日に連携の第一弾として兵庫県で開催された「脱炭素社会推進シンポジウム」では、西岡秀三IGES参与が基調講演を行い、全ての人類にとって気候危機への早急な対処が不可欠であると同時に、脱炭素社会への変革のための行動に積極的に取り組むことがビジネスチャンスの獲得につながると強調しました。

IGES関西研究センターはこれまでにも、事業所での再生可能エネルギーの自家消費や地産地消を進める「ひょうご版再エネ100」の制度構築に係る調査や提言を行い、地域の脱炭素化に取り組むとともに、兵庫県や神戸大学と連携して大学生・高校生を対象とした環境教育にも力を入れてきました。今後はカーボンフットプリントの削減・見える化にも取り組みを拡げることで、兵庫県の変革への道のりを後押ししていきます。