IGESの研究活動報告やイベント情報をお届けします。 画像が表示されない場合は こちらからご覧下さい。
English
E-newsletter IGES
2022年11月4日発行
ISAP2022
お知らせ
ISAP2022「気候変動と生物多様性のシナジーを強化する:科学から政策、そして行動へ」開催決定
第14回持続可能なアジア太平洋に関する国際フォーラム(ISAP2022)の本会合を11月28日に対面(パシフィコ横浜)とオンラインのハイブリッドで、テーマ別会合を11月29日~12月5日にオンラインで開催します。ISAPは、アジア太平洋の持続可能な開発に関する多様な議論を行うことを目的としたフォーラムで、IGESが毎年日本で開催しています。 ISAP2022では、全体テーマを「気候変動と生物多様性のシナジーを強化する:科学から政策、そして行動へ」として、世界で最も差し迫った環境課題のうち気候変動対策と生物多様性保全のシナジー(相乗効果)に焦点を当てて議論します。 また、喫緊の課題として、ウクライナにおける戦争に端を発する国際政治情勢の大きな変化が、これからの地球環境政策に及ぼす影響と、それを克服するためのあるべき方向性についても議論します。気候変動と生物多様性の二つの研究・政策コミュニティが協力を強めることで、気候変動と生物多様性の統合的な解決策を見出すことにつながります。 ISAP2022 では、こうした統合的アプローチに関する議論を加速し、いかにして実際の政策に反映させ、私たちの具体的な行動につなげていくかを考えます。

【主な登壇者】
田中 明彦 国際協力機構(JICA) 理事長
サンドリン ディクソン デクレーブ ローマクラブ共同会長
林 良嗣 中部大学卓越教授/ローマクラブ本部執行委員 兼 日本代表
イ チャンフン 韓国環境研究所(KEI) 理事長
藤田 香 日経ESGシニアエディター/東北大学大学院生命科学研究科教授 他多数

詳細はこちら

特設ページ・参加申し込みはこちら

IGESが支援する建築物の脱炭素化に向けた東京都とクアラルンプール市の都市間連携がC40アワードを受賞
IGESが支援する、東京都とクアラルンプール市の建築物の脱炭素化に向けた連携が、気候変動対策に積極的に取り組む約100の大都市等から構成される国際都市ネットワークである、C40(世界大都市気候先導グループ)から、都市の優れた取り組みとして表彰されました。 C40アワードは、都市が主導する最も野心的でグローバルなインパクトがある気候変動対策プロジェクトを称えるもので、2013年から数年に一度実施されています。 IGESと東京都は共に、2019年度より環境省の「脱炭素社会実現のための都市間連携事業」を活用し、クアラルンプールの市有施設の改修計画の策定、市有施設の新築・改修・運用段階におけるエネルギー管理体制のガイドライン化を進めるなど、クアラルンプール市における建築物の脱炭素化に向けた制度構築を支援しています。

詳細はこちら

ITTOと熱帯林に関する協力関係強化に向け覚書を締結
10月19日、森林の保全と持続可能な経営の支援に向けてさらに緊密に協力すべく、国際熱帯木材機関(International Tropical Timber Organization: ITTO)と覚書を締結しました。本覚書のもと、ITTOに加盟する熱帯木材生産国における熱帯林資源の保全および持続可能な利用を支援するために共同で取り組める事業を見定め、開発および実施を進める予定です。 また、持続可能な熱帯林業を奨励するため、途上国とともに能力開発、情報交換および経験共有を共同で推進するほか、森林に関するワーキンググループを設立し、覚書のもとで実施される活動をレビューし更新するとともに、新しい共同イニシアティブを提案する予定です。

詳細はこちら

IGES公式note「もっと知りたい世界の森林最前線」企業の森林減少ゼロ目標に関する記事を公開
パリ協定と整合する科学に基づく温室効果ガス排出削減目標の設定を企業に求めるSBT(Science Based Targets)イニシアティブのもと、9月末に最終化された森林・土地・農業(FLAG : Forest, Land, and Agriculture)セクター向けのFLAGガイダンスは、企業に対して、2025年までの森林減少ゼロ目標(no-deforestation commitment)の設定を求めています。 同じ森林減少ゼロ目標でも、日本を含めた各国政府が合意するグラスゴー・リーダーズ宣言といった国際的な約束は2030年を目標年としている中、なぜ企業はそれより5年も早い2025年を目標とする必要があるのでしょうか? FLAGガイダンスの出典をもとに解説しました。

詳細はこちら

IGESポッドキャスト「About Sustainability…」SDGs解説シリーズ 第4回を公開
About Sustainability…」は、環境関連の国際プロセス動向を中心に、持続可能性に関する旬のトピックを深掘りするポッドキャストです。SDGsの各ゴールについて、進捗状況や課題、そして環境や持続可能性との関係を議論するミニシリーズの第4回「ゴール4:質の高い教育をみんなに」をお届けします。

詳細はこちら(英語のみ)

これからのイベント
「COP27サイドイベント」(11月8日~17日)
IGESでは、COP27期間中、トランジション・ファイナンス、適応に関する世界目標(GGA)達成に向けた民間セクターの役割、ASEAN・アジア太平洋における持続可能なカーボン・ニュートラルへの道のりなど、広範なテーマについて現地でサイドイベントを開催します(公式イベント1件、非公式イベント12件)。 各イベントの詳細やライブ配信ならびにアーカイブ動画を順次COP27特集ページに掲載する予定です。

詳細はこちら

第6回佐渡未来講座「佐渡島自然共生ラボ」開設記念シンポジウム(11月19日)
自然資源が豊かな佐渡地域の特徴を生かして、産業や暮らしの豊かさを追求するための共創プラットフォーム「佐渡島自然共生ラボ」の開設を記念して開催する本シンポジウムでは、自然と共生しながら経済の発展を実現する社会システムを検討するため、産学官民が連携して取り組む地域創生の可能性について考えます。また、佐渡島自然共生ラボの理念と機能、始動したプロジェクトについて紹介します。

詳細はこちら

「COP27結果速報ウェビナー」(11月25日)
今年のCOP27では、世界中で激甚化する自然災害の増加、そして途上国であるエジプトが議長国を務めることから、途上国支援、特に「適応・損失と損害」に関する交渉・議論に注目が集まっています。2週間の開催期間中、COP27ではどのようなことが議論され、何が決まったのか。COP27に現地参加したIGES研究員がCOP27の所感、成果のポイント、そして今後の動向をいち早く解説します。

詳細はこちら

「1.5℃ライフスタイルワークショップin 北九州」(12月11日~1月21日)
近年、COPをはじめとする気候変動関連の国際会議の場においても若い世代の主張が重要視されていることを踏まえ、今後の地域社会の中心的な役割を担う福岡県在住の10代から30代を対象に、地球全体の気候危機解決に向けて私たちひとりひとりのライフスタイルの変容のきっかけをつくる実践型ワークショップを3つのステップに分けて開催します。 対面ワークショップでは、1.5℃ライフスタイルの柱のひとつである脱炭素型の食生活を実践するヒントとなるよう、福岡県が認定する「食品ロスマイスター」の講師をお招きし、食品ロスの現状を学びつつ家庭でできるエコクッキングの実習も行います。

詳細はこちら

過去のイベント
気候変動ウェビナー「COP27直前ウェビナーシリーズ」全5回
COP27の議長国エジプトが掲げた途上国の立場や懸念を強く反映した5つの優先議題(「適応・損失と損害」、「資金」、「グローバル・ストックテイク」、「緩和」、「炭素市場」)について、IGES研究員がそれぞれの論点や注目ポイントを詳しく解説しました。

詳細はこちら

ネイチャーポジティブシンポジウム「佐渡島SDGs・生物多様性保全はグローバルビジネスの時代へ ~ 世界的な潮流を学び、持続可能な島の未来を導くために」
「ネイチャーポジティブ」とは、生物多様性の減少傾向を食い止め、自然をプラスに転じさせることを指します。 昨年6月には「自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)」が発足し、10月に開催された生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)閣僚級会合で採択された「昆明宣言」では「遅くとも 2030 年までに生物多様性の損失を逆転させ回復させる」と、ネイチャーポジティブの考え方が取り入れられるなど、生物多様性保全の取り組みに対する関心が世界的に高まっています。 佐渡の未来づくりを全島で考える「佐渡未来講座」として10月23日に開催した本シンポジウムでは、生物多様性保全に取り組む「佐渡モデル」を世界に発信し、ネイチャーポジティブの先行事例の考察、理念条例やネットワークづくりの必要性などについて論議しました。

詳細はこちら

「石油・ガス生産に伴うメタン排出量削減:日本における脱炭素社会に向けて」
COP26で100カ国以上とともに、2030年までにメタンの排出量を2020年比で30%削減する「グローバル・メタン・プレッジ(GMP)」に署名した日本は、この一年、メタンの排出削減に向けた取り組みを強化してきました。10月20日に開催した本イベントでは、メタン削減に資する技術的解決策のほか、石油・ガス部門のバリューチェーンにおけるメタン削減に技術・資金支援を提供する「GMPエネルギーパスウェイ」での日本の役割について議論しました。

詳細はこちら(英語のみ)

新刊出版物
ブックチャプター
「Sustainable Water Consumption in Building Industry: A Review Focusing on Building Water Footprint」 (Lecture Notes in Civil Engineering: 12th International Conference on Structural Engineering and Construction Management)
Bhagya NALLAPERUMA; Lin ZIH-EE; Jithya WIJESINGHE; Amila ABEYNAYAKA; Safa RASHID; Selim KARKOUR

「Ecosystem Services and Their Future Scenarios Centering on Mangrove Ecosystem in Ishigaki Island, Japan」(Assessing, Mapping and Modelling of Mangrove Ecosystem Services in the Asia-Pacific Region)
Yasuo TAKAHASHI; Shizuka HASHIMOTO; Huang WANHUI

「Microplastics in Wastewater Treatment Plants」(Advances in Biological Wastewater Treatment Systems)
Amila ABEYNAYAKA; Induka WERELLAGAMA; Ngoc-Bao PHAM; Matthew HENGESBAUGH; Pradeep GAJANAYAKE; Bhagya NALLAPERUMA; Selim KARKOUR; Xuan-Thanh BUI; Norihiro ITSUBO

「Monitoring Tropical Peatlands Subsidence by Time-series Interferometric Synthetic Aperture Radar (InSAR) Technique」(Radar Remote Sensing: Application and Challenges)
Deha Agus UMARHADI; Ram AVTAR; Pankaj KUMAR; Ali P. YUNUS; Tonni Agustiono KURNIAWAN; Ali KHARRAZI; Mamoru ISHIKAWA; Wirastuti WIDYATMANTI

データベース更新
「IGES CDM Monitoring and Issuance Database」

「IGES CDM Project Database」

「IGES Kyoto Units Transfer Database」

査読付論文
「Aquifer and Land Subsidence Interaction Assessment Using Sentinel-1 Data and DInSAR Technique」(ISPRS International Journal of Geo-Information)
Fatemeh RAFIEI; Saied GHARACHELOU; Saeed GOLIAN; Brian JOHNSON

「Geospatial Technology-Based Analysis of Air Quality in India during the COVID-19 Pandemic」(Remote Sensing)
Ajay Kumar TALOOR; Anil Kumar SINGH; Pankaj KUMAR; Amit KUMAR; Jayant Nath TRIPATHI; Maya KUMARI; Bahadur Singh KOTLIA; Girish Ch KOTHYARI; Surya Prakash TIWARI; Brian JOHNSON

「Spatio-temporal Variations in the Water Quality of the Doorndraai Dam, South Africa: An Assessment of Sustainable Water Resource Management」(Current Research in Environmental Sustainability)
Mmasabata Dolly MOLEKOA; Pankaj KUMAR; Bal Krishan CHOUDHARY; Ali P. YUNUS; Ali KHARRAZI; Khaled Mohamed KHEDHER; Mohammad Al SHAIB; Bhupendra P. SINGH; Huynh Vuong Thu MINH; Tonni Agustiono KURNIAWAN; Ram AVTAR

「Exploring Synergies between India's Climate Change and Land Degradation Targets: Lessons from Glasgow Climate COP」(Land Degradation and Development)
Shalini DHYANI; Harini SANTHANAM; Rajarshi DASGUPTA; Dhanya BHASKAR; Indu K MURTHY; Kripal SINGH

メディア掲載
ファイナンスタスクフォースの森下⿇⾐⼦プログラムマネージャーの寄稿記事がニッキンONLINE"シリーズ「持続的な社会の実現に向けて金融機関が果たす役割」"に掲載されました。
10月13日「Vol.10 地域金融機関はインパクト創出のキープレイヤー(中編)」(有料記事)

ニッキンONLINE ウェブサイト

10月27日「Vol.11 地域金融機関はインパクト創出のキープレイヤー(後編)」(有料記事)

ニッキンONLINE ウェブサイト

採用情報
採用情報 気候変動とエネルギー領域 研究員 1名(採用者決定次第終了)


皆さんのご応募をお待ちしております!

詳細はこちら
iges お問い合わせ
配信停止 | 登録情報変更
Copyright (C) 2022 Institute for Global Environmental Strategies. All rights reserved.

本メールは、弊機関システムから配信しています。またCookie情報を通してご登録いただいたメールアドレス等の個人情報に紐づけてweb利用状況データを取得しています。データの利用目的などについてはこちらをご参照ください。