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テーマ別会合11
「SATOYAMAイニシアティブによる2030年までのネイチャーポジティブ社会に向けた変革的行動」
最近、ネイチャーポジティブという言葉をよく耳にするようになりました。人間の諸々の活動によって自然環境が破壊され、生物多様性が失われてきているのは皆さんもご存じのとおりです。この流れを逆転させ、生物多様性をより豊かにしていく方向に持っていくことが、ネイチャーポジティブです。では、私たち人間は直ちに産業を止め、生産・消費の少ない生活をこの先していかなくてはならないのでしょうか。いえ、考え方としては、自然という基盤のないところでは産業が成り立たなくなるので、その基盤を固めていかなくてはならない、という発想です。つまり、目的はネイチャーポジティブ自体ではなく、自然界と人間社会の共生なのです。その自然共生社会の実現という目標を牽引するのがSATOYAMAイニシアティブと呼ばれる活動です。このセッションではその活動や、今後の課題などをご紹介します。そしてそれはテーマ別会合10でご紹介する「CBD COP15」とも深く関わってきます。全世界が今すぐ総力をあげて取り組むべきネイチャーポジティブですが、日本人にとっても馴染みの深い里山・里海のコンセプトを通して見ることで理解が深まるかもしれません。
https://isap.iges.or.jp/2022/jp/t11.html