持続可能な都市 (北九州アーバンセンター)

アジア太平洋諸国の大臣等約70名が
北九州市の環境政策を視察

櫃本北九州市環境国際戦略室長による講義

アジア開発銀行(ADB)(本部:マニラ)は、2013年より毎年、アジア太平洋諸国を対象に「持続可能な開発と気候変動に関するアジア・リーダーシップ・プログラム」を開催しています。第3回目となる今回は、環境省を共催機関として初めての日本開催となります。

北九州市で実施された3月4日のプログラムで、アジア太平洋諸国28カ国から大臣級及び局部長級等約70名が参加し、グリーン成長を実践している北九州市の環境政策を学びました。

北九州市からはこれまでの公害克服の取組みと現在進行中の環境モデル都市の取組みを紹介しました。これを受け、エミル・サリム氏(インドネシア王立科学アカデミー委員・元大臣、インドネシア大統領顧問団議長)は、北九州市に学ぶべきポイントとして、1)リーダーシップのあり方、2)部局間を超えた統合的な取組み、3)民間セクターの参画等を挙げました。

基調講義のあと、エネルギー、交通及び都市の3つの部会に分かれて市内視察を実施しました。大臣級が合流したエネルギー部会では、スマートコミュニティの実証実験を実施している東田地区を視察、コストメリットや住民意識のほか、海外での展開可能性について活発な質疑応答が行われました。

環境ミュージアムでは、2日に開催された大臣向けプログラム(東京)でパネリストとして参加された中薗哲館長が対応。冒頭、北九州市が灰色の街からグリーンシティに生まれ変わるきっかけとなった婦人会が自主製作した記録映画「青空がほしい」を紹介した後、北九州市の経験をパネルを通して説明しました。その後の質疑応答では、行政が計画策定の見地からどのように公害克服に立ち向かったのか、企業や住民など、行政以外のステークホルダーとの協働に際しての課題は何かなど、アジア太平洋諸国での適応可能性を想定したやりとりが印象的でした。

事業名 アジア開発銀行(ADB)
「持続可能な開発と気候変動に関するアジア・リーダーシップ・プログラム(ALP)2015」
日時 2015年3月4日(水)
場所 北九州市
主催 アジア開発銀行(ADB)/環境省
参加者 アジア太平洋諸国28カ国大臣 / 局部長級等約70名
プログラム
北九州市長表敬  
北九州市基調講義
  「公害克服の歴史と環境未来としてのこれから」
北九州市環境国際戦略室室長 櫃本礼二
北九州市市内視察
  エネルギー部会
【大臣級合流】

東田スマートコミュニティ ⇒ 水素エネルギー展示館 ⇒ 環境ミュージアム
交通部会 小倉駅北口地区 ⇒ JR小倉駅 ⇒ 都市モノレール試乗 ⇒ 小倉都市地区開発 ⇒ 北九州シティバイク(レンタサイクル) ⇒ 北九州市役所(屋上展望室) ⇒ 門司港レトロ地区
都市部会 北九州エコタウン ⇒ 次世代エネルギーパーク ⇒ 響灘ビオトープ ⇒ 門司港レトロ地
写真

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