「第5回持続可能な開発に関するアジア太平洋フォーラム(APFSD)」に参加しました

forest 2018年3月28日~30日にタイ・バンコクで「第5回持続可能な開発に関するアジア太平洋フォーラム(APFSD)」(主催:国連アジア太平洋経済社会委員会[UNESCAP])が、「持続可能でレジリエントな社会への変革」をテーマに開催されました。APFSDは、今年7月に開催される「ハイレベル政治フォーラム(HLPF2018)」の、重要な準備会合の1つです。加盟国や国連機関、国際機関、メジャーグループおよびその他ステークホルダーが招聘され、国連経済社会理事会(ECOSOC)主催の下で取り上げられる、次のSDGs各目標に対する地域およびサブ地域の見通しについて議論しました。それらの目標には、「目標6: 安全な水とトイレをみんなに」や「目標7: エネルギーをみんなに そしてクリーンに」、「目標11: 住み続けられるまちづくりを」、「目標12: つくる責任つかう責任」、「目標15: 陸の豊かさを守ろう」、「目標17: パートナーシップで目標を達成しよう」が含まれており、他の目標やターゲットとの関連についても話し合われました。また、HLPF2018に参加する国による自発的国家レビュー(VNR)についての発表や、アジア太平洋地域における2030アジェンダ推進のための地域ロードマップの進捗評価も行われました。APFSDに先立ち、3月25日~27日には、市民社会フォーラムも開催され、HLPFに自発的国家レビュー報告書を提出する国を対象としたキャパシティビルディングのワークショップなどが行われました。

APFSDには46カ国の政府高官や国際機関、国連機関、市民社会関係者など、750名以上が参加。全体会合やラウンドテーブル、また参加主体による、SDGs推進に関する様々な活動やイニシアティブに焦点を当てたサイドイベントが行われました。この中で、IGESは所長の森秀行が登壇する2つの公式サイドイベントを主催しました。1つは「資源効率性と変革インパクトを実現する統合的アプローチ:SDGs目標11・目標12を事例として」であり、IGESが新たに設立したSWITCH-Asia SCP Facilityが企画し、UNESCAP、タイ政府、EUなどが参加。もう1つは「革新的な金融商品の役割:アジア太平洋地域における再生可能エネルギー普及とエネルギー効率改善を加速させるために」で、IGESのバンコク地域センターと、アジア工科大学(AIT)、国連開発計画(UNDP)、ドイツ国際協力公社(GIZ)、国連環境計画(UNEP)、NDCパートナーシップにより共同開催されました。またIGESは、APFSDにおいて「SDGsの各目標の相関性がわかるデータ可視化ウェブツール」を紹介・実演したところ、UNESCAPが新たに開始したマルチステークホルダー向けのウェブサイト「SDG Help Desk」でも取り上げられることとなりました。

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