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ディスカッションペーパー

2021年は英国がG7の議長を務め、サミット及び一連の大臣会合を開催した。G7には、エンゲージメントグループという、政府から独立したステークホルダーが提言や政策対話を行う仕組みが存在する。各エンゲージメントグループは、本年6月に開催されたG7サミットに先立ち、G7で議論される分野に関してそれぞれ提言をまとめ、公開した。本稿では、気候・環境分野に関する各エンゲージメントグループの提言を整理し、G7サミットの成果とエンゲージメントグループの提言を主に比較した。その結果、エンゲージメントグループによる提言の多くは、G7カービスベイ首脳コミュニケ(首脳コミュニケ)及び付属文書、気候・環境大臣会合コミュニケ(大臣会合コミュニケ)等で合意された内容の中に何らかの形で言及がなされていることが分かった...

キーワード:
ブックチャプター
モルディブを知るための35章所収

As in many developing countries, waste management is one of the greatest challenges faced by the Maldives. The limited or unavailbility of waste collection services, proper treatment, and disposal systems on the islands often results in dumping household waste on the beach, ocean, and forests and also open burning of waste. These activities are...

イシューブリーフ

世界の主要な投資家や銀行などの金融機関は、202111月に開催される国連気候変動枠組条約(UNFCCC)第26回締約国会議(COP26)に注目しつつ、「パリ協定」や「ネット・ゼロ」に沿った行動をとることを約束している。これと並行して、投資家や金融機関の間では、生物多様性に関連する投資ポートフォリオのリスクを懸念する声が高まっている。これは、気候変動と生物多様性の間に重要な関連性、すなわち、相乗効果やトレードオフがあることや、生物多様性の破壊を含む生態系への人間の影響がCOVID-19のような感染症の拡大に関係している可能性が認識されつつあるためと考えられる。本イシューブリーフでは、政府や投資家が事業者と連携して生物多様性の保全にさらに資金を振り向けるために求められる行動について整理する。

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キーワード:
ポリシーブリーフ
著者:
Ogawa
Mifuyu
Yoshida
Takehito
Mogaki
Masahiro
Oda
Yuki
Oyama
Kosuke
Kohsaka
Ryo
Uchiyama
Yuta
Kameyama
Yasuko
Fujita
Tomohiro
Kabaya
Kei
Nishi
Koji

ポスト2020 年生物多様性世界枠組の検討が現在進められていて、次回のCBD 第15 回締約国会議(CBD-COP15)で採択される予定である。日本では、これを受けた生物多様性国家戦略の改定に向けて議論が進められている。今後、新たな生物多様性国家戦略の下、自治体による生物多様性地域戦略(以下、地域戦略と記載)の改定又は新規策定が進むことが期待されている。PANCES*の研究チームは2017 年に、当時既に地域戦略を策定していた70 基礎自治体を対象に地域戦略の策定と実施に関するアンケート調査を実施した。また、全都道府県を対象とする同様のアンケート調査や、PANCES のモデルサイト(北海道、石川県、新潟県、沖縄県)における事例研究も実施した。この他、地域戦略の策定...

ポリシーレポート

プラスチックの生産と消費パターンの拡大、とりわけ使い捨てプラスチックや不適切なプラスチック廃棄物の処理に伴い、海洋生態系でのプラスチック廃棄物の蓄積が急増している。海洋のプラスチック汚染の主たる原因(海洋ゴミの約80%)は陸上から海へ流出するプラスチックである事が知られており、海洋のプラスチック汚染は世界的な関心を集める課題となって多くの政府や自治体が対応策を模索している。

より環境にやさしく持続可能なプラスチックの生産と消費を行う社会を実現するには、様々な利害関係者の参加と監視・評価に基づく長期的な取り組みが必要である。その第一ステップとして本レポートは、利害関係者の参加を促進し、国の廃棄物処理方針に沿った廃プラスチックを抑制する包括的な計画の開発を提言する。そのため、IGES...

ワーキングペーパー

二国間クレジット制度と持続可能な開発への貢献活用ガイダンスは、JCMプロジェクトがどのようにSDGsに貢献しているかの特定や分析に活用することができます。プロジェクトを分析することで、企業内におけるJCMのSDGsへの貢献の理解を深め、ビジネス戦略とSDGsの統合に関するコミュニケーションや意思決定を促します。さらに、SDGsを軸とする新たなビジネス戦略構築のための戦略的ツールとしてJCMを活用することができます。

ブックチャプター
実践版!グリーンインフラ所収
著者:
琬惠
橋本
吉田
丈人
健太郎

3-20: 流域治水の取り組みが生態系サービスに供給に与える影響

水害リスクの軽減を目的とした住宅地周辺部での水田・森林の保全(宅地転用の抑制)や水害リスクの高い地域における宅地から森林・水田への土地利用誘導をグリーンインフラの導入と位置づけ、政策介入の有無がグリーンインフラの多機能性にどのような影響を与えるか、滋賀県の流域治水条例を例に挙げながら、シナリオ分析の手法によって解明する。

ブリーフィングノート

国連気候変動枠組条約第 26 回締約国会議(COP26)が 11 月 1 日から 11 月 12 日までの日程で開催さ
れる。本稿では、世界的な関心の高まりから COP26 においても注目されている「自然を活用した解決
策(Nature-based Solutions: NbS)」についてその概要とポイントを説明していく。NbSの基礎情報と国際動向を伝え、COP26 における議論をよりよく理解していただくことを目的として執筆したものである。
 

ポリシーレポート

アジアの国々は、居住環境の悪化、利用可能な水の減少および水の生態系サービスの損失につながる、深刻な水質汚濁問題に直面し続けている。これらの状況を考慮し、ガバナンスの観点から水質汚濁問題を解決することを目的とし、第3 回世界水フォーラムの場で日本国環境省によりアジア水環境パートナーシップ(WEPA)が提案された。WEPAでは2004年から、アジア13カ国のパートナー国(カンボジア、中国、インドネシア、日本、韓国、ラオス、マレーシア、ミャンマー、ネパール、フィリピン、スリランカ、タイ、ベトナム)の協力のもと、水環境問題問題を解決するために、関係者の能力向上及び解決策の情報・知識共有を行ってきた。
アジア地域の水質に関する問題を解決するためには...

ブリーフィングノート

本ブリーフィングノートは、生物多様性と生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム第8回総会(IPBES-8)の概要と今後の予定などについて短く解説している。

IPBES-8では「生物多様性、水、食料、健康の相互関係に関するテーマ別評価」(略称:ネクサス評価)および「生物多様性の損失の根本的要因、変革の決定要因及び生物多様性の2050ビジョン達成のためのオプションに関するテーマ別評価」(略称:社会変革評価)の2つの評価の実施が承認された。これを受け、両評価を執筆する専門家の公募が2021年7月19日から9月13日にかけて行われている。応募に際して日本政府による推薦を希望する専門家は、2021年8月23日までに所定の書類を環境省に提出する必要がある(詳細:http://www...