事業構想大学院大学出版部

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その他アーティクル
事業構想所収
2022年4月に施行されたプラスチック資源循環法。一年半が経過し、生活の中でもプラスチックの扱いに変化が見られるようになっている。事業者間では、循環を可能にする組織間連携が模索されるようになった。一方海外では欧州を中心に、より積極的かつ厳しいプラ資源の循環を実現する政策が検討されている。  「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」(以下、プラスチック資源循環法)が2022年4月に施行された。この法律は、国内の循環型社会政策の中でも、素材を軸とした分野横断的な法律であり、循環型社会の形成に向けた新たな政策の方向性を示したものといえる。  同法では、製品のデザインや回収の効率化、削減を念頭に置いた使用合理化などに向けた各種制度が定められているが、施行以後...
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事業構想所収
ビジネスパーソンが知っておきたい脱炭素の基礎知識をIGES研究員が解説する『事業構想』連載。第5回は COP 26でも大注目された森林について、詳しく解説しています。 今この瞬間も含めて、1分ごとに、世界でサッカー場27面分もの森林が失われているといわれています。主な原因のひとつは、衛星技術の進化などにより、商業的な大規模農業だと明らかになりました。意外だと思われた方も多いのではないでしょうか? グローバルにサプライチェーンが発達した世界で、食料をはじめとして多くのモノを輸入する日本。森林減少は私たちの生活と密着した問題であり、解決の鍵も日々の生活の中にもあるのかもしれません。 記事では、森林の持つ多様な価値をあらためて共有するとともに...