国際開発学会

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プレゼンテーション
国際開発学会 第24回全国大会
公益財産法人地球環境戦略機関(IGES)北九州アーバンセンターでは、昨年度よりJICA九州のNAMA/MRV能力強化研修を請け負い、これを2年連続で実施した。本研修は、国としての適切な緩和策(NAMA)の策定と、それによる温室効果ガス排出量削減効果の測定、報告、検証(MRV)能力強化の支援を目的としている。研修期間は3週間で、参加者は各国・都市のNAMA策定担当者や気候変動対策に関わる部署の職員である。本研修では通常の国際協力機構(JICA)招聘の研修員だけでなく、環境省の協力により、IGESが低炭素化施策策定支援をしている自治体職員を追加招聘した。 研修プログラムは、1週目に気候変動国際交渉の変遷や各国のNAMA策定状況等の国や国際レベルでの動向を説明し、2...
ワーキングペーパー
国際開発学会第11回春季大会報告論文集
今後もアジアでの資源消費と廃棄物発生量の増大が予想される。3R(廃棄物の削減、再利用、リサイクル)を通じた廃棄物管理と資源管理戦略の統合は、アジアでの持続可能な消費と生産を達成するための重要なアプローチとなり得る。しかし、アジア発展途上国の多くでは、廃棄物管理・リサイクル関連法制度の構築に後れをとっており、国際協力への期待は大きい。本報告では、3R国家戦略の策定支援の経験に基づいて、廃棄物リサイクルのための制度構築支援の課題について論じる。