持続可能な社会のための政策統合

UNFCCC COP19 サイドイベント
短寿命大気候汚染物質(SLCPs)の削減:課題と機会

急速な経済発展を遂げると同時に、深刻な大気汚染問題に直面しているアジア地域は、ブラックーボン等の短寿命大気汚染物質(SLCPs)を削減するための大きなポテンシャルを有しています。日本政府はこのSLCPs削減のため、短寿命気候汚染物質削減のための気候と大気浄化のコアリション(CCAC)への拠出金を含め様々な協力活動を実施しています。本サイドイベントは、日本および他国のSLCPs 削減に向けた活動を紹介し、SLCPs削減のために今後関係各国(特にアジア各国)との協働を促進することを目的として開催されました。

IGESからはエリック・ザスマン上席研究員がSLCPsの削減についてアジア太平洋地域における削減ポテンシャルや国際的な取組みについて概説し、浜中裕徳理事長がパネルディスカッションのモデレーターを務めました。

日時 2013年11月19日 18:30 - 20:00
場所 日本パビリオン(COP19会場、国立競技場、ポーランド・ワルシャワ)
主催 環境省、(公財)地球環境戦略研究機関(IGES)
アジェンダ・
発表資料
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サマリー

Dr. Eric Zusman, Principal Policy Researcher, IGES

  1. SLCPsの削減はアジア地域で多くの注目を集めている。
  2. CCACはSLCPsの削減に関する活動促進のために設立された有志の多国間イニシアティブである。
  3. 日本は、SLCPs削減による共通便益(コベネフィット)を推進するため、CCAC、アジアコベネフィットパートナーシップ(ACP)、および他のイニシアティブに貢献している。

Ms. Emily McGlynn, 米国国務省

  1. CCACが実施する都市廃棄物イニシアティブ (MSWI)は、世界の多くの都市で、都市廃棄物から排出されるブラックカーボンやメタンの削減に取り組んでいる。
  2. MSWIは、取組みを行っている都市間交流や、メンター都市を奨励するとともに、グローバル・ナレッジ・プラットフォームのウェブサイトを開設した。

Dr. Nurul Quadir, バングラデシュ国環境森林省

  1. バングラデシュはSLCPsの排出削減を支援するため、CCACを含む複数のイニシアティブに参加している。
  2. バングラデシュにおける主要なSLCPsの排出源は、調理用コンロ、旧式煉瓦窯、自動車、野焼き、米のパーボイル加工、水田、都市廃棄物および家畜となっている。

Dr. Arnico Panday, バージニア大学・ICIMOD

  1. ICIMODは最近、ブラックカーボンのヒマラヤの氷河に与える影響を分析する調査プロジェクトを立ち上げた。
  2. ICIMODは大気汚染を追跡するために衛星データ入手だけではなく、ブータンとネパールにモニタリングサイトを設置した。
写真

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