グリーン経済

持続可能な資源利用シンポジウム
-人々の福利向上と資源利用・環境影響削減の両立を目指して-

本シンポジウムは、IGESが研究代表機関として実施している環境省環境経済の政策研究「物質利用に伴うライフサイクル環境影響評価手法の開発及び国際資源循環の推進に関する研究」の成果を発信し、資源利用および環境影響の削減と、世界中の人々が質の高い生活を享受できる状況を作り出すことを同時に達成するために、我々が何をなすべきなのかについて議論を深めることを目的として開催されました。

第1部では、「物質利用に伴うライフサイクル環境影響評価手法の開発及び国際資源循環の推進に関する研究」で実施した3つの研究テーマにつき、主要な成果を発表しました。1つ目の発表では、廃家電リサイクルを環境面だけではなく、経済面および雇用創出といった社会面も含めて持続可能性を評価する手法を紹介し、日本の事例と台湾およびインドにおける海外事例について評価結果を紹介しました。2つ目の発表では、使用量は小さいものの採掘過程や精錬過程での環境影響が大きいレアアースを取り上げ、マレーシアのレアアース製錬過程および中国のレアアース採掘過程での環境影響についての事例研究を紹介しました。3つ目の発表では、先進国が資源利用抑制政策を導入した場合の持続可能な開発への含意につき、経済モデル分析によるシミュレーション結果を紹介しました。

第2部のパネルディスカッションでは、持続可能な資源利用を目指すうえで何が必要なのかについて第1部の登壇者を交えて議論を行いました。会場から集めた質問・議題への要望も反映し、国際競争力を高めつつ持続可能な資源利用を進める方策や、資源利用削減の必要性・効果の高い資源の同定、あるいは持続可能な資源利用に関する具体的な目標設定などについて議論を深めました。

日 時 2015年3月11日(水)13:30~16:30
場 所 KOKUYO HALL多目的ホール (港区港南1-8-35)  » アクセス
主 催 公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)
使用言語 日本語
参加者 約70名
参加費 無料
アジェンダ ダウンロードはこちら (150KB)
プログラム * 発表資料については、ダウンロードが可能です。
13:30 開会挨拶および研究概要
小嶋公史
研究代表者、公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES) プログラムマネジメントオフィス 上席研究員
  第1部:研究成果発表
13:40 「廃家電リサイクルの持続可能性評価:日本の事例と国際比較」
三戸篤史 IGES 持続可能な消費と生産エリア 客員研究員
PDF(1.5MB)
14:10 「レアアース製錬過程の環境影響:マレーシアでのケーススタディを中心に」
和田喜彦 同志社大学 経済学部教授
PDF(1.4MB)
14:40 「先進国による資源利用抑制の効果:厚生水準と資源利用のデカップリングは可能か」
小嶋公史 IGES プログラムマネジメントオフィス 上席研究員
PDF(1.0MB)
15:10 休憩
  第2部:パネルディスカッション
15:30 「持続可能な資源利用に向けて我々は何をなすべきか」
【モデレーター】
堀田康彦 IGES 持続可能な消費と生産エリア エリアリーダー
【パネリスト】
原田幸明 物質・材料研究機構 元素戦略材料センター NIMS招聘研究員
第1部出演者: 三戸篤史、和田喜彦、小嶋公史
PDF(1.5MB)
16:25 閉会挨拶
浜中裕徳 IGES理事長
16:30 閉会
写真

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