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海外の取組み
NERIS:原子力・放射線危機対応・回復に係る欧州プラットフォーム(仮訳)

NERIS(European Platform on Preparedness for Nuclear and Radiological Emergency Response and Recovery)とは、原発・放射能の危機対策準備のための欧州プラットフォームです。
NERISは、欧州での放射能危機や長期的復興における計画・対策の有効性の向上を目的として設立されたEURANOS(2004-2009年)を引き継ぎ、2010年に発足しました。
これまで、国家、地方自治体、技術支援組織、専門家、研究機関、大学やNGOなど、26ヵ国から43の団体がNERISに加入しています。
NERISには、RODOSエンドユーザーのニーズが適切にRODOSの開発プロセスに反映されているか確認するRODOSユーザーズグループ (RUG)があります。

EURANOS:原子力・放射線危機管理と再生戦略に対する欧州提案

EURANOS(European approach to nuclear and radiological emergency management and rehabilitation strategies)とは、欧州委員会や23の欧州加盟国により設立された5年間の多国間プロジェクトです。2004年4月より開始しました。
17の国家危機管理組織が33の研究機関と一体となり、欧州での放射能危機や長期的復興対策の準備に向け、成功事例、知識、技術の集約を行います。同プロジェクトの成果として、除染技術、飲料水管理、食糧生産に関するデータシート及びハンドブックが作成されています。

【和訳されたデータシート、ハンドブック】 
RODOS:緊急時意思決定支援オンラインシステム

RODOS(Real-time Online Decision Support System)とは、現在や将来の放射線状況について一貫した、包括的な情報を提供するモデル・システムです。RODOSには、住居地域用モデルのERMIN(European Model for Inhabited Areas)、農業用モデルのAgriCP(Agricultural Countermeasure Program)、水文モデルのHDM(Hydrological Dispersion Module)、森林モデルのForest Food Chain and Dose Module (FDMF)等のモデルがあり、各地域の特性に合わせた適応が可能です。例えば、ERMINは、住宅地の除染前後の放射線量率の違いを予測することが出来ます。

ETHOSプロジェクト

ETHOSプロジェクトは、欧州共同体(当時)の支援による試験的な研究プロジェクトとして、また、チェルノブイリ事故後の状況に対し、より最適な復興のための革新的な戦略として提案・実施されました。ETHOSプロジェクトの目標は、①生活状況の改善や放射線に対する安全の確保を含む復興プロセスにおいて、汚染地域の住民が、より自立できる状況を作り出すこと、②安全の再構築に必要な要素である住民の自信や統制を取り戻すこと、③社会的な信頼の復元でした。ETHOSのアプローチは、住民とコミュニティの強い関与やQuality of Lifeの改善を目的とした放射線防護方法の発展を基本としています。

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