
「アジア太平洋SDG進捗報告書2023:逆境においても推進される持続可能性」
第4回解説ウェナーでは、国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)が2023年3月に発表した報告書「Asia and the Pacific SDG progress report 2023 : championing sustainability despite adversities(アジア太平洋SDG進捗報告書2023:逆境においても推進される持続可能性)」を取り上げます。
本フォーラムでは、「北摂里山地域循環共生圏」構想の概念や取組みの要点を地域住民に簡潔に共有し、目指すべき将来の地域社会像について率直な議論を交わしました。行政/研究機関/地域住民/食と地域活動/地域発電/地域ボランティア、それぞれの立場から、現場の責任者が意見を出し合って討論する場を設け、一般の市民、とりわけ将来の社会を担う世代がオンラインで議論に参加を促しビジョンを共有しました。
国立環境研究所では、国内外、特にアジアの研究機関と協力して、統合評価モデルであるAIM(アジア太平洋統合モデル)の開発と各国への適用を、30年近く実施してきました。その結果、インドネシアやタイでは長期戦略の策定においてAIMによる計算結果が活用されています。このほか、ベトナムに対しても2050年までにGHG排出量を実質ゼロにする分析結果の提供を行うなど、アジアのいくつかの国における気候政策に貢献しています。2021年に閣議決定された地球温暖化対策計画においても「アジア太平洋統合評価モデル(AIM
水素に関わる意思決定を行う上での必須知識・動向を獲得する機会に 脱炭素社会実現のツールおよび将来の成長産業として、「水素」に期待が集まっています。政府や企業が巨額の投資を検討する一方、水素の効果的な用途、原料となる一次エネルギーの選択、そして社会全体での効率的なインフラのあり方などにはまだ不確実性(リスク)もあり、企業や政策担当者には、それらリスクの見極めと適切な意思決定が求められています。 その様な中、IGESでは、Bloomberg New Energy Finance(ブルームバーグNE
IGESは、地球全体の気候危機解決に向けて、私たちひとりひとりのライフスタイルの変容のきっかけをつくる実践型ワークショップ「1.5℃ライフスタイル※ワークショップ in 北九州」を開催します。近年、国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)をはじめとする気候変動関連の国際会議の場においても若い世代の主張が重要視されていることを踏まえ、今後、地域社会の中心的な役割を担う福岡県在住の10代から30代を対象として行います。日々の暮らしを、行動を、実際に変えると、どのくらいCO2削減ができるのだろう—
公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)関西研究センターは、2023年1月13日に、インドのエネルギー資源研究所(TERI)と共同で、今年度の第1回日本-インド技術マッチメイキング・プラットフォーム(JITMAP)に関するセミナーを開催しました。日本・インド環境ウィークの一環として実施された本セミナーは、JITMAP を通じた日本の環境技術の普及促進活動の概要や成果について紹介すると共に、両国の関係者から環境技術の導入における障壁や課題を共有し、それらの解決策に関する議論を通じて、インドの
公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)関西研究センターは、環境省とインド国環境・森林・気候変動省が両国の関係団体と2023年1月12日・13日に開催した「日本・インド環境ウィーク」*において、インドのエネルギー資源研究所(TERI)と共にJITMAPに関する展示ブースを出展し、JITMAPの認知向上を図りました。 展示ブースには、日本とインド両国の企業、コンサルティング企業、大学・研究機関、ビジネス団体、支援団体、NGO等、様々な参加者が訪れ、IGESとTERIの担当者が来訪者に対して