「IGES日本語で読むシリーズ」解説ウェビナー 第2回

「排出ギャップ報告書2022(エグゼクティブ・サマリー):残された時間はわずか―気候の危機は、社会の急速な変革を求める」

2023年4月21日(金)12:15~13:00

IGESでは、日本における国際的な情報の共有を促進し、政策決定や企業の経営方針の基盤となる情報収集に役立てていただくため、重要な環境関連文書を翻訳しています。この活動の一環として、「IGES日本語で読むシリーズ」解説ウェビナーでは専門用語を使わずにわかりやすく、コンパクトに翻訳文書の内容をお届けしています。

世界の環境関連の重要文書を翻訳に携わった研究員が解説する「IGES日本語で読むシリーズ」解説ウェビナーの第2回では、国連環境計画(UNEP)の排出ギャップ報告書2022を取り上げます。本報告書は、2030年までに達成すべき気温目標に向けた排出削減量と、各国が目標として掲げる排出削減量とのギャップを指摘し、電力供給、産業、運輸、建築などの分野での大変革の必要性と、これを推し進めるための具体的な行動を提言しています。また、日本が目標を達成するためには、現在の取り組みに加えて、さらなる大幅な削減策が必要であることを示唆しています。ウェビナーでは報告書の解説に続き、本レポートが日本の脱炭素政策にもたらす影響について議論を深めます。質疑応答の時間も設けておりますので、積極的にご参加ください。

発表資料

 

司会進行:

田村 堅太郎 IGES 気候変動とエネルギー領域 プログラムディレクター  
12:15-12:30   排出ギャップ報告書が示す排出量の傾向
津久井 あきび IGES 気候変動とエネルギー領域 プログラムマネージャー
PDF (1.3MB)
12:30-12:40   変革を加速するための具体的な行動
滝澤 元 IGES 気候変動とエネルギー領域 研究員
PDF (1.0MB)
12:40-12:50 ディスカッション 本レポートが日本に与える意味合い  
12:50-13:00 質疑応答    

録画映像