気候変動とエネルギー/市場メカニズム
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CDM理事会がIGES・カンボジア環境省共同提案の
標準化ベースラインを採択

2013年11月19日

2013年11月4日から8日までポーランド・ワルシャワにて、クリーン開発メカニズム(Clean Development Mechanism: CDM)理事会の第76回会合が開催され、この度、IGES及びカンボジア環境省が共同で提出した、「カンボジアにおける精米所部門の技術転換」のための標準化ベースラインが採択されました。

CDMプロジェクト事業者は、プロジェクトからの温暖化効果ガスの排出削減量の計算を求められ、その中で何も手を施さなかった場合の排出量(ベースライン排出量)を特定するためには、調査、計算、認証を必要とします。

標準化ベースラインとは、ある一定区分において標準化したベースラインのことで、CDM理事会により承認されたものです。標準化ベースラインの利用は、CDMプロジェクト開発における取引コストを削減し、透明性・客観性・予測可能性を高め、CDMプロジェクトの利用を促進し、プロジェクト規模を拡大する効果が期待されます。

IGESは、2011年よりCDMのホスト国(途上国) における能力構築の一環として、標準化ベースライン提案書作成 のために、カンボジアにて精米所の生産プロセスやエネルギー利用状況等に関して関係者への聞き取りや文献調査、現地視察等を行ってきました。

IGESは、承認された標準化ベースラインを基に、今後もCDMプロジェクト開発を行う事業者へのサポートをカンボジア環境省と協力していきます。

  1. 関連リンク (UNFCCC ウェブサイト)
    ・第76回CDM理事会会合 (英語)
    https://cdm.unfccc.int/Meetings/MeetingInfo/DB/3HYS571L4WRXTJ2/view
    ・標準化ベースライン (英語)
    http://cdm.unfccc.int/methodologies/standard_base/index.html

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