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■「2010年アジアの環境重大ニュース」の発行
アジア太平洋地域21ヵ国からの重大ニュースを掲載 <製本版を無料にて頒布>
2011年3月31日
2010年アジアの環境重大ニュース

財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES、神奈川県葉山町、理事長 浜中裕徳)は、このたび「2010年アジアの環境重大ニュース」(和英別冊)を発行しました。

「アジアの環境重大ニュース」は、1998年から毎年発行しているもので、2010年版では、アジアにおける重要な環境トピックとして「地球温暖化」「生物多様性」「持続可能な消費と生産」の3つに焦点を当てて、国際機関やアジア太平洋地域21カ国
* 1の環境専門家及びIGESが、自国や地域内における重大ニュースを選びました。

<主な報告>
地球温暖化
2010年は、各国が前年のコペンハーゲン合意に従い削減目標・行動を提出し、国内対策に積極的な取り組みを進めた一年となった。気候変動対策を包括的に検討する首相直轄等の組織の設立も相次いだ(オーストラリア、シンガポール、カンボジア)。一方で、熱波、豪雨、洪水、水不足などの異常気象による被害の報告も多く寄せられた(モンゴル、スリランカ、ラオス、パキスタン、マレーシア、タイ)。
生物多様性
2010年10月に名古屋で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開催され、遺伝資源へのアクセスと利益配分(ABS)に関する名古屋議定書、2011年以降の新戦略計画(愛知目標)、資金動員戦略等の主要な合意文書が採択された。同会議を前後し、生物多様性に係る国家戦略や行動計画等の決定、公布などの動きが各国で見られた(日本、オーストラリア、中国、シンガポール)。このほか、各国から新種や絶滅危惧種の発見について報告された。
持続可能な消費と生産(SCP)
アジア開発銀行(ADB)は、アジアにおける中間層の急増に鑑み、現在の傾向が続けばアジア途上国での消費支出総額が2030年までに世界全体の43%程度になると予測とする報告書を発表した。各国からは、政府によるさまざまなSCP政策導入とともに、インドネシア最大のBNI銀行による資源効率化に資する産業への融資を行う「グリーンバンク」事業の開始や、タイ国際航空による機内食のカーボンフットプリント表示の導入など、SCPに向けた民間部門の意欲的な取り組みの報告も見られた。
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また、製本版を無料にて頒布致しますので、ご希望の方は046-855-3720までご連絡下さい。

* 1 国連環境計画アジア太平洋地域事務所(UNEP/ROAP)、中央アジア地域環境センター(CAREC)、オーストラリア、バングラデシュ、ブータン、カンボジア、中国、インド、インドネシア、日本、韓国、ラオス、マレーシア、モンゴル、ミャンマー、ネパール、ニュージーランド、パキスタン、フィリピン、シンガポール、スリランカ、タイ、ベトナム

 

【本プレスリリースに係る問合せ先】

研究支援課 北村恵以子
広報担当:城戸めぐみ
Email: iges@iges.or.jp

(財)地球環境戦略研究機関(IGES)
〒240-0115 神奈川県三浦郡葉山町上山口2108-11
Tel: 046-855-3720
ホームページアドレス: http://www.iges.or.jp/

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