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■IGES白書Ⅲを出版:
「アジア太平洋における持続可能な消費と生産:
資源制約を乗り越えてアジアは豊かさを実現できるか」
(財)地球環境戦略研究機関(IGES)
2010年7月22日

財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES、神奈川県葉山町、理事長:浜中裕徳)は、IGESのこれまでの戦略研究を基に、「持続可能な消費と生産(SCP)」をテーマとした白書をこのたび出版しました。本白書では、SCPを実現可能にする要因やポリシーミックスを提示するとともに、先進国が現在の消費パターンを抜本的に見直すだけでなく、途上国においても独自の持続可能な消費の道筋を模索する必要があることを示唆しています。

アジア太平洋地域は、今も深刻な貧困に直面する一方で、経済発展に伴い都市部では中産階級が増加して消費パターンが大きく変化しています。そこでは、グローバルなファーストフードチェーンが展開される等、伝統的な消費行動からの転換が見られ、また、資源の大量消費に伴う環境への影響も懸念されます。限られた資源の中で、貧困問題に対処しつつ、SCPをどのように実現していくかという課題は、気候変動、水、生物多様性、食の安全等広範な問題に深く結びつく斬新なテーマです。 本白書は、アジア太平洋地域における中産階級の消費に焦点を当て、いかにして現在・将来の生活をより良いものにするのか、そして貧困を克服した際にどのような生活・消費行動をとるのかという問題を提起しています。

主要なステークホルダー(消費者、地域社会、政府、企業、NGO等)やセクター(農業、林業、水資源、エネルギー)の役割についての分析を踏まえ、消費者の影響力には限りがあり、ブランドメーカーや小売業者等による対応が必須であること、経済のグローバル化が進む中で一国によるSCP推進は非効率となる可能性があること等を明らかにしています。 なお、本白書に盛り込まれた提言については、本年9月27日から10月2日にかけてカザフスタンで開催される第6回アジア太平洋環境と開発に関する閣僚会議(MCED6)での議論に反映されることを目指しています。



IGES白書「アジア太平洋における持続可能な消費と生産:
資源制約を乗り越えてアジアは豊かさを実現できるか」
  (1) 発行:  財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)
  (2) 価格:  無料
  (3) 本体裁: B5判 280ページ
  (4) 入手方法:
IGESホームページよりダウンロード可能です。
製本版をご希望の場合は、下記までご連絡ください。
電話: 046-855-3720 FAX: 046-855-3709


■本プレスリリースに関する問合わせ先:■

財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)
●出版担当: 北村 恵以子
●IGES本部広報担当: 城戸めぐみ 
お問い合わせ
Tel: 046-855-3720  Fax: 046-855-3709
〒240-0115
神奈川県三浦郡葉山町上山口2108-11

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