ニュース&イベント
■第5回北九州イニシアティブネットワーク会議開催について
2010年2月8日

財団法人地球環境戦略研究機関(IGES、神奈川県葉山町 理事長 浜中裕徳)は、2010年2月10日及び11日にかけて、クリーンな環境のための北九州イニシアティブ(以下、「北九州イニシアティブ」)の第5回ネットワーク会議を国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)、環境省及び北九州市とともに北九州市にて開催します。

北九州イニシアティブはUNESCAPのプログラムで、アジア太平洋地域の都市がネットワークを形成し、環境の改善に有効な情報や経験を都市間で共有することによって環境改善を推進する取り組みとして、北九州市とIGESの協力の下、2000年にスタートしたものです。

現在同イニシアティブには18カ国62都市が参加しています。

北九州イニシアティブは、アジア太平洋地域における環境改善に大きく貢献してきましたが、2010年末をもって終了するため、今回の会議ではこれまでの活動について、排水処理や廃棄物管理等のテーマ別の取り組みや、都市別の成果を総括します。

同会議の成果等については、北九州イニシアティブ最終報告書に反映し、2010年9月にカザフスタン(首都アスタナ)で開催される第6回アジア太平洋環境開発大臣会合(MCED6)で提示する予定です。

第5回北九州イニシアティブネットワーク会議概要
主催
  国連アジア太平洋経済社会委員会、環境省、(財)地球環境戦略研究機関、北九州市
共催
  外務省
日時
  2010年2月10日(水)、11日(木)
場所
  リーガロイヤルホテル小倉(北九州市)
参加
  18カ国24都市(国内からは、横浜、京都、宇部、福岡、水俣、大木町)の市長、自治体職員が参加。この他、国内及び海外の中央省庁、国際機関、大学関係者等を含めて合計100人が参加予定。
添付資料1: 第5回北九州イニシアティブネットワーク会議・コンセプトノート 
北九州イニシアティブについて
 

【取材に関する問合わせ先】
北九州事務所総務課長 徳原 賢
Email: tokuhara@iges.or.jp
Tel: 093-513-3711

IGES 広報担当:城戸めぐみ
Email: kido@iges.or.jp
Tel: 046-855-3720

(財)地球環境戦略研究機関(IGES)
〒240-0115 神奈川県三浦郡葉山町上山口2108-11
Tel: 046-855-3720 / Fax: 046-855-3709
ホームページアドレス: http://www.iges.or.jp/


添付資料1

第5回北九州イニシアティブネットワーク会議・コンセプトノート


1. 背景

クリーンな環境のための北九州イニシアティブは、2000年9月に北九州で開催された「第4回アジア・太平洋環境と開発に関する閣僚会議(MCED2000)」において、地方レベルの環境改善活動を促進することで都市環境の質と人々の健康を改善するためのメカニズムとして採択されました。それ以来、日本政府と北九州市が主に資金援助を行い、国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)とイニシアティブの事務局を務める地球環境戦略研究機関(IGES)北九州事務所による後援の下、テーマ別セミナーや、優良事例実証プロジェクトを実施するためのスタディツアーとワークショップを実施するなど、様々な活動を行ってきました。

イニシアティブが採択されて最初の5年間に、地方主導の環境改善活動に焦点を当てた実践的なプログラムを実施してきたことが各国大臣にも認識・支持され、MCED2005の際に2005年から2010年の第2期「行動計画」が採択されました。

北九州イニシアティブの第2期目の活動は、貧困解消のための経済成長と環境の持続可能性の調和を図るためのアプローチとしてMCED2005で強調された「グリーングロース」【環境に配慮した持続可能な経済成長】の概念に重点を置いてきました。この概念に沿って、北九州イニシアティブの活動は優良事例の収集と共有に留まらず、実際地方都市の現場で環境が改善されたことを実証するために、優良事例を複製する活動に重点を移してきました。地方主導の環境改善を促進するために、北九州イニシアティブ事務局は、地方自治体に加え、NGO、地域活動団体、州政府、中央政府、二国間援助機関や国際機関の代表を巻き込み、優良事例を実際に複製することを促進、容易にするためのワークショップやスタディツアーを数多く開催してきました。

その結果、複数の都市で優良事例が実際に複製され、その仕組みを認識し、優良事例をさらに応用する教訓も提示されました。これまでの活動が反映することにより北九州イニシアティブネットワーク活動に参加した都市の数は2001年の開始時には13カ国20都市であったものの、2005年には18カ国62都市、さらに、2009年には100都市以上に増加しました。10年間という長期にわたった活動の後、2010年にイニシアティブが終了します。そこで、このプログラムの主催者と後援者はこれまでの教訓を共有し、ネットワーク都市の主要メンバーや、関係機関の代表者と今後の方向性について話し合うことを目指しています。

2. 目的
第5回北九州イニシアティブネットワーク会議の目的は:
  • 北九州イニシアティブ参加都市が達成した実際の環境改善活動や、2007年6月に開催された第4回北九州イニシアティブネットワーク会議で12都市が掲げた環境コミットメントの成果を含む、北九州イニシアティブ活動の主要アウトプットを共有すること;
  • 参加都市から優れた環境先導都市となり、優良事例複製モデルへと発展・認識されるようになった事例など、北九州イニシアティブ活動の主要成果の共有;
  • 北九州イニシアティブプログラム同様、一般的な都市間ネットワークの役割やそれらの効果を評価し、北九州イニシアティブ活動を通じて認識された複製モデルや、メカニズムの応用可能性について話し合うこと;
  • 新たな都市間ネットワーク形成に向けた新フレームワーク作りへの提言や、環境省主導の下でのクリーンアジア・イニシアティブプログラムに関連したポスト北九州イニシアティブ活動の発表を含む、北九州イニシアティブ活動から、MCED2010へ向けたメッセージを話し合うこと
3. 期待されるアウトプット
会議後に期待されるアウトプットは下記のとおり :
  • 参加都市が達成した環境改善や、優良事例を他の都市で複製するために開発・認識されたメカニズムなど、北九州イニシアティブプログラムの主要アウトプットや成果が認識されること;
  • 各市や各国において、優良事例の複製モデルの適用に向け、参加都市から支援を得ること;
  • 北九州イニシアティブプログラムの評価とそれに基づいた新たな都市間ネットワーク形成のための新フレームワークの構築を含む、MCED2010へ向けた提言の承認を得ること;
  • ポスト北九州イニシアティブ活動と参加都市の発表
4. 開催日時および場所 :
2010年2月10-11日リーガロイヤルホテル(北九州市)
5. 主催 :
  • 国連アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)
  • 環境省
  • 財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)
  • 北九州市
  • 共催:外務省
6. 参加者 :
  • 地方自治体:市長もしくは上位代表者および専門家;
  • 中央政府: 中央省庁、またその関係機関;
  • 国際機関: 国際機関からの代表者
7. プログラム
1日目 2月10日(水):テーマ別分科会
  • 開会あいさつ(北九州市、UNESCAP、IGES)
  • セッションA:簡易排水処理システム
  • セッションB:住民主体の廃棄物管理
  • セッションC:最終処分場の改善
  • セッションD:エネルギー管理、大気質管理
  • セッションE:長期的環境ビジョンと都市計画
  • セッションF:持続可能な都市
  • 全体とりまとめ
2日目 2月11日(木):全体会議
  • 開会あいさつ(環境省、UNESCAP、外務省、北九州市、IGES、KI参加都市)
  • セッション1:KIの全体成果(UNESCAP、IGES、12都市のコミットメントの成果の発表、表彰)
  • セッション2:テーマ別分科会の報告、KIの成果の確認、討議
  • セッション3:今後の取組み(UNESCAP、北九州市、IGES、環境省、参加都市による短期環境目標の設定・発表)
  • セッション4:MCED2010へのメッセージの確認(UNESCAP)
8. 使用言語
会議は第1日目の小会議場にて行われる一部のセッションを除きすべて英語(日・英二カ国語の同時通訳付き)とします。
9. JICA九州設立20周年記念シンポジウム
2010年2月11日、リーガロイヤルホテルで、JICA北九州事務所が一般を対象にアジアにおける低炭素社会の発展に関する国際シンポジウムを主催します。

 

【問合わせ先】
お問合せは下記まで直接ご連絡ください:
北九州イニシアティブネットワーク事務局
(財)地球環境戦略研究機関(IGES) 
北九州事務所 総務課長 徳原賢

Tel: +81-93-513-3711
Fax: +81-93-513-3712
Email: kitakyushu-initiatve@iges.or.jp
URL: http://kitakyushu.iges.or.jp/activities/network_meetings/fifth_JP.html

ページの先頭へ戻る