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■「2008年アジアの環境重大ニュース」(暫定版)を発表
アジア太平洋地域より114件のニュースを掲載

2008年12月25日
(財)地球環境戦略研究機関(IGES)

財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES、神奈川県葉山町、理事長 浜中裕徳)は、このたび「2008年アジアの環境重大ニュース」(暫定版)を取りまとめました。国際機関やアジア太平洋地域21カ国*1の環境専門家及びIGESが、自国や地域内における2008年の環境に関するニュースの中から選んだ重大トピック114件が掲載されています。

今年は7月に北海道洞爺湖で開催されたG8サミットで地球温暖化問題が主要な議題となり、「長期目標として2050年までに世界全体の排出量の少なくとも半減を達成する目標を気候変動枠組条約の全ての締約国と共有し、採択することを求める」ことでG8首脳が合意しました。

この地球温暖化問題に関連しては、アジア太平洋の各国より、新たなエネルギー政策導入(オーストラリア、インド、韓国、マレーシア、シンガポール)について報告があったほか、気候変動に脆弱な国々(バングラデシュ、太平洋諸島)に対する先進国からの拠出金の動きも見られました。また、クリーン開発メカニズム(CDM)について、国連での登録件数が減少している傾向が報告される一方で、REDD(途上国における森林減少・劣化からの温室効果ガス排出削減)に関する進展等も視野に入れた、森林を対象とする炭素取引への関心の高まりが各国より報告されました(ブータン、ネパール、パプアニューギニア)。

このほか、大気、水、廃棄物・リサイクル、生物多様性など、多岐の分野にわたるニュースが報告されました。

「アジアの環境重大ニュース」は、IGESが1998年の設立以来、その研究ネットワークを生かしてニュースを収集し、毎年発表・発行しているものです。これらは必ずしも国や機関等の公式な見解ではないものの、アジア太平洋地域の各国が過去1年に直面した環境問題やその対応・施策などの動向を概観できる情報として好評を得ています。

今後、新たに3カ国
*2のニュースを加え、2009年3月に最終版(和英別冊)を発行する予定です。

本暫定版の概要は、こちらより閲覧・ダウンロード可能です。

「2008年アジアの環境重大ニュース」暫定版 2.1MB

* 1: 国連環境計画アジア太平洋地域事務所(UNEP/ROAP)、中央アジア地域環境センター、オーストラリア、バングラデシュ、ブータン、中国、フィジー、インド、インドネシア、日本、韓国、ラオス、マレーシア、モンゴル、ネパール、ニュージーランド、パキスタン、パプアニューギニア、フィリピン、ロシア、シンガポール、スリランカ、タイ
* 2: カンボジア、ミャンマー、ベトナム

【本件に関する問合せ先】
(財)地球環境戦略研究機関(IGES)
研究支援課: 北村、城戸
〒240-0115 神奈川県三浦郡葉山町上山口2108-11
Tel: 046-855-3720
Fax: 046-855-3709
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