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■IGESが将来気候政策枠組みに向けたアジアの声を総括
 
―COP11及びCOP/MOP1サイドイベントにおいて報告書を発表予定―
2005年12月1日
(財)地球環境戦略研究機関(IGES)
事務局長   徳田博保
広報担当 城戸めぐみ
(財)地球環境戦略研究機関(IGES)は、12月2日、カナダ・モントリオールで開催されている国連気候変動枠組条約第11回締約国会議(COP11)及び京都議定書第1回締約国会合(COP/MOP1)におけるサイドイベント*において、2013年以降の国際的枠組みに向けてアジア各国が抱える懸念、関心、優先事項を取りまとめた報告書「Asian Perspectives on Climate Regime Beyond 2012(アジアから見た将来気候政策枠組み)」を発表します。

IGESは、気候変動に関する将来枠組みについて多様な関係者間の対話を実施する「アジア太平洋気候政策対話」(2005-2006)を本年6月に立ち上げ、中国、インド、インドネシア、日本、韓国、及びベトナムにおいて、国別及び地域全体での対話を実施して参りました。今回発表する報告書は、これまでの対話を総括したものとなります。

一連の対話において、これまでの国際的枠組みの制度設計には、アジア地域の利害、懸念、優先事項や発展の必要性に対する適切な配慮がなされてこなかったという点で意見が一致しました。そのため、対話への参加者からは、2013年以降の枠組み設計に関する今後の議論において、特にアジア地域の急速な経済成長と人口増加に伴いエネルギー需要とGHG排出量への影響が拡大するとの観点から、アジア各国の関心や優先事項をこれまで以上に効果的に考慮していくべきであることが強調されました。

一方、アジア太平洋地域の多くの国々では、貧困の撲滅、食料安全保障、経済発展などに関する政策に重点を置いており、気候変動問題に対する優先度は低いことが指摘されました。また、同地域の国々の気候変動に対する関心や懸念には共通点や相違点があることが、対話によって浮き彫りにされました。(エグゼクティブサマリー仮訳参照 155KB

IGESでは、この「アジア太平洋気候政策対話」について、将来枠組み強化のために優先されるべき個別テーマをさらに絞り、引き続き2006年も実施する予定です。最終的には、域内各国が抱える懸念と開発への期待の双方に適切に配慮した国際的枠組みの構築に寄与することを目指します。
報告書「Asian Perspectives on Climate Regime Beyond 2012(アジアから見た将来気候政策枠組み)」

【本件に関する問合せ先】
(財)地球環境戦略研究機関(IGES)
広報担当:城戸めぐみ
〒240-0115 神奈川県三浦郡葉山町上山口2108-11
Tel: 046-855-3734
Fax: 046-855-3739
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IGES主催UNFCCC COP11&COP/MOP1サイドイベント
アジアから見た2013年以降の気候政策枠組みへの懸念と期待
Asian Concerns on the Climate Regime Beyond 2012: Are you concerned?
日時: 2005年12月2日(金)18:00-19:30(現時時間) 場所: COP会場内Room Mackenzie River


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