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IGES、ADB、UNFCCC事務局がCDMに関するワークショップを共催

第3回アジア太平洋地域におけるCDMプロジェクトの地理的広がり改善に向けたワークショップ
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(公財)地球環境戦略研究機関(IGES)、アジア開発銀行(ADB)、および国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局は、国連環境計画(UNEP)リソ・センターとの協力のもと、2012年7月18日から20日にかけて、フィリピンのマニラにおいて「第3回アジア太平洋地域におけるCDMプロジェクトの地理的広がり改善に向けたワークショップ」を共催いたしました。2010年から毎年開催している本ワークショップには、これまでで最も多い35ヶ国から182名が参加しました。

今回のワークショップは、後発開発途上国(LDC: Least Developed Country)および島嶼国(SIDS: Small Island Developing State)においてCDMプロジェクト登録件数の増加に貢献すべく、政府関係者、プロジェクト開発者、非政府組織(NGO)等の能力向上及びプロジェクトの発掘及び形成を目的として開催されました。LDCやSIDSを含め、より多くの発展途上国がCDMプロジェクトに参加するために能力向上を実施することはCOP/MOP決定に基づく取り組みで、IGESとADBはUNFCCC事務局の実施パートナーとして支援を続けています。

今回は、LDC、SIDSおよびCDMプロジェクト登録件数が10以下の国の能力向上とCDMプロジェクトの増加に向けた具体的な方策として、標準化ベースライン(SB: Standard Baseline)の設定およびプログラムCDM(PoA: Programme of Activities)に焦点を当て、以下の主な三点について検討を行いました。

1. プレゼンテーションおよびディスカッション(セッション1~4)
ADB、IGES、UNFCCC、UNEPリソ・センターおよび専門家やCDM実施のための指定国家機関(DNA)などCDM当事者側から、CDM規則、プログラムCDM(PoA)、標準化ベースライン(SB)、資金、ベスト・プラクティス等について検討した発表がなされ、参加者と活発な質疑応答が行われました。

2. PoA支援ツールの活用(セッション5)

IGESが5つの分野(コンポスト、バイオガス、再生可能エネルギー、小型蛍光灯、交通)におけるプログラムCDM(PoA)の促進支援として作成したエクセルシートのテンプレートを参加者が試用するセッションを行いました。参加者は分野ごとの小グループに分かれてIGESスタッフの指導のもとで実際にテンプレートを試用し、参加者と意見交換をしながらプログラムCDM(PoA)を実際に考案するための基礎知識や疑問点を共有しました。

3. プロジェクト形成のためのグループ作業(セッション6~7)

参加者は複数の国ごとで8つの小グループに分かれ、プログラムCDM(PoA)または標準化ベースライン(SB)を促進するための「行動計画」を作成する作業を行いました。ワークショップ最終日には各グループにより考案された行動計画とプロジェクト提案内容について、音響、映像、演劇等を織り交ぜ個性を生かした具体的なプレゼンテーションが行われました。また、本ワークショップ共催者から選出された審査員による評価が行われ、最終的には、水浄化・再生可能エネルギー技術および廃棄物管理の二つのプログラムCDM提案が今後のプロジェクト形成に大きな期待がかかるプロジェクトとして選出されました。参加者はそれぞれの地域で行動計画を推進していくこととなりました。

日時
2012年7月18-20日
会場
アジア開発銀行(ADB)、マニラ(フィリピン)
主催
(公財)地球環境戦略研究機関(IGES)
アジア開発銀行(ADB)
国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局
協力
国連環境計画(UNEP)リソ・センター
開催国
フィリピン
アジェンダ及び
発表資料
アジェンダ(497KB)
発表資料は英語ページをご覧ください
ワークショップ
レポート
(993KB)
お問い合わせ
IGES 市場メカニズムグループ
〒240-0115 神奈川県三浦郡葉山町上山口2108-11
tel: 046-826-9592 fax: 046-855-3809 E-mail

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