Activities
UNFCCC SB34サイドイベント
「カンクンにおける交渉の再考:ポスト2012年と市場メカニズムへの新提案」
(財)地球環境戦略研究機関(IGES)は、第34回国連機変動枠組条約の補助機関会合(UNFCCC SB34)のサイドイベント「カンクンにおける交渉の再考:ポスト2012年と市場メカニズムへの新提案」をドイツのボンにて2011年6月7日に開催いたしました。
日時
2011年6月7日 20:00-21:30
会場
ドイツ環境省(ドイツ・ボン)
主催
(財)地球環境戦略研究機関(IGES)
 
イベント報告

本サイドイベントでは、ポスト2012年の気候変動における体制の分析と、主要国にとって受け入れ可能な代替案及びインセンティブを提案しました。

平石尹彦IGES理事兼上級コンサルタントがこのサイドイベントの議長を務めました。

明日香壽川IGES気候変動グループ・ディレクターは、ポスト2012年体制の有望なオプションと、その有望なオプションに共通の、差異のある責任(CBDR)の原則や環境十全性の要素を含むオプションについて発表しました。

小圷一久IGES市場メカニズムグループ・サブディレクターは、新市場メカニズムに関してUNFCCCに提案したIGESの提案について説明しました。

高橋健太郎IGES市場メカニズムグループ研究員は、IGES CDMプロジェクトデータベースをもとに2012年までのCDMクレジットの発行の予測とCDMのプロセスの障害について説明しました。

西岡秀三LCS-RNet事務局長兼IGES研究顧問は、国際的な低炭素社会の研究ネットワークであるLCS-RNetを紹介しました。また、活動内容やアジア7カ国の国内政策比較によるアジアの低炭素社会のシナリオ研究における結果を発表しました。
パネリストからのコメント
発表をもとに、パネリストや聴講者から将来の体制について議論が行なわれました。

マイケル・グラブ氏(Climate Strategies/ Cambridge University)は、法制度の重要性と体制の比較について指摘をしました。実現性があり、前進する可能性のあるものを組み合わせた気候変動の体制が最適だと述べました。また、異なる市場メカニズム間の競合の問題に取り組む必要があるが、新しい市場メカニズムの設定を強調しました。

ケリー・レビン氏(World Resources Institute)は、世界全体の数値目標、排出削減インセンティブ、新しい方法論の開発、新しい技術の普及の必要性についてコメントしました。

フェイ・テン氏(清華大学)は、条件のギャップに対する挑戦について指摘しました。途上国は京都議定書の約束期間の無条件延長を望んでいる一方、先進国は排出削減目標に条件を付けているという点、また、追加性の定義、国ごとの排出上限の設定、異なる活動レベル間の取引コストの削減など新しい市場メカニズムに必要な条件について指摘しました。
アジェンダ
モデレーター: 平石尹彦IGES理事兼上級コンサルタント (IPCCビューローメンバー/インベントリータスクフォース共同議長)
20:00-20:20 Options for future climate regime and IGES Hayama Proposal
  明日香壽川 IGES気候変動グループ・ディレクター178KB
20:20-20:35 IGES view on new market-based mechanisms
  小圷一久 IGES市場メカニズムグループ・サブディレクター149KB
20:35-20:50 Future perspective of CER issuance in the prolonged CDM
  高橋健太郎 IGES市場メカニズムグループ研究員222KB
20:50-21:00 Low-Carbon Development in Asia: LCS-RNetwork
  西岡秀三 LCS-RNet事務局長兼IGES研究顧問889KB
21:00-21:30 General discussions
  ゲストスピーカー:
-フェイ・テン氏(清華大学)
-マイケル・グラブ氏(Climate Strategies/ Cambridge University)
-ケリー・レビン氏(World Resources Institute)
お問い合わせ
IGES 市場メカニズムグループ
〒240-0115 神奈川県三浦郡葉山町上山口2108-11
tel: 046-826-9592 fax: 046-855-3809 E-mail

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