武内理事長 ご挨拶

Prof. Kazuhiko TAKEUCHI

理事長 武内和彦
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IGESが目指すもの
– 自然と共生する脱炭素・持続可能な社会に向けて –

公益財団法人 地球環境戦略研究機関(IGES)は、1998年に日本政府のイニシアティブと神奈川県の支援により設立され、2012年4月からは公益財団法人として、アジア太平洋地域における持続可能な開発の実現に向けた実践的な政策研究を行っています。

国際社会は2015年にパリ協定と持続可能な開発目標(SDGs)を含む持続可能な開発のための2030アジェンダを採択し、こうした地球規模の課題に一丸となって取組むことを合意しました。しかし、アジア太平洋地域では、急速な経済発展に伴い、都市化やライフスタイルの変化、森林から他の用途への土地利用の転換が加速し、資源の消費量が急増しています。大気や水、森林といった人々の生活の基盤となる自然資源の汚染や枯渇、廃棄物の増加、温室効果ガスの排出の増大など、様々な環境問題が生じています。また、貧困問題も引き続き、この地域が抱える大きな問題です。これらの課題を克服し、脱炭素かつ持続可能な社会を実現するためには、従来型の発展パターンとは異なる、新たな価値観に基づく、自然共生社会実現のための低炭素・資源循環型の成長戦略の策定が喫緊の課題となっています。

IGESは、2018年に創設20周年を迎えますが、実践的かつ革新的な政策研究の成果を実際の政策・行動に具現化することを目指し、2017年7月に新たに第7期統合的戦略研究計画を開始しました。各国政府、地方自治体、国際機関、研究機関、企業、NGOそして市民の皆様との連携をさらに深めながら、低炭素で資源消費の少ない持続可能なアジア太平洋に向けた研究を進めるとともに、国際レベル、および関係各国、自治体における政策形成プロセスにかかわり、有効な政策提言を積極的に行うことにより、"チェンジ・エージェント"として持続可能な社会への移行と人々の生活の質の改善の促進を目指します。


2017年7月1日
公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)
理事長 武内和彦

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