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Briefing Note
 本稿は、北東アジアの中国、日本における再生可能エネルギー(以下、「再エネ」)に関する政策環境の相違を議論し、今後の展望を概観する。要点は、以下の通りである。 • 最大限に再エネの普及による電力システムの転換は脱炭素社会の構築にとって基本的柱の一つである。過去10年間、日中両国は莫大な投資を行い、再エネの領域で世界的リーダーになってきた。 • 風力と太陽光発電が、中国の電力システムの脱炭素化に不可欠な役割を担っている。日本での再エネの導入は、温室効果ガス(GHG: Greenhouse gas)削減、エネルギー自給率の向上、化石燃料調達費用の削減、産業の国際競争力の強化、雇用の創出、地域の活性化、非常時のエネルギー確保等、多方面のメリットが認識され、進められている。 •...
Briefing Note
Author:
Tsutomu
Ichikawa
Karen G.
Villholth
Payments for ecosystem services (PES) is a market-based mechanism aimed at sustaining the flow of such services. Through a PES scheme, beneficiaries or users of the ecosystem service(s) compensate the provider or manager of those services, directly or indirectly. The provider and beneficiaries agree on the terms and conditions of the PES and...
Briefing Note
商品作物の国際的サプライ・チェーンが途上国の森林減少に大きな影響を与えている。森林破壊に由来する商品作物を原料として利用する企業に対する批判が高まり、これに対応して森林減少を伴わない形で生産された作物をサプライ・チェーンの中で取り扱う「ゼロ・デフォレステーション」の取り組みが始まっている。2014年に「森林に関するニューヨーク宣言」が国連気候変動サミットで採択され、「世界の天然林減少率を2020年までに少なくとも半分に抑え、2030年までにゼロにする」こと、そのために「農産物生産による森林破壊を2020年までに排除するという民間セクターの目標達成を支援する」ことが目標として盛り込まれた。日本でも、認証制度を活用したゼロ・デフォレステーションの取り組みも広がりはじめている...
Annual Report
2016年度(2016年4月~2017年6月)におけるIGESの研究活動の概要をまとめた年報。IGESが分野横断的かつ実践的に取り組みを進めるパリ協定と持続可能な開発目標(SDGs)の実施を促す研究活動の進捗を紹介するほか、各研究領域(気候変動とエネルギー、持続可能な消費と生産、自然資源・生態系サービス、グリーン経済、持続可能な社会のための政策統合)、各研究活動拠点・連携組織の主な活動、アジア太平洋地域の重要な政策課題について意見交換を行うIGES主催による年次国際フォーラムの報告等を掲載している。
Annual Report
This Annual Report covers the highlights of IGES research activities in FY2016 from April 2016 to June 2017. Featuring cross-cutting and practical research activities to promote the implementation of the Paris Agreement and the Sustainable Development Goals (SDGs), it reports on the major activities in each research area (climate and energy...
Briefing Note
Author:
今般、環境省において「グリーンボンドガイドライン2017年版」(以下、本ガイドライン)が公表された。専門家による検討会、海外の市場関係者や第三者委員会からのインプット、パブリックコメント等を経たものとなっており、今後の日本国内におけるグリーンボンド市場の普及に貢献することが期待される。 本稿では、本ガイドラインの特徴を整理した上で、グリーンボンドが広く普及しつつある欧州(EU)における課題とその対応に関する調査結果を参照し、日本の今後のグリーンボンド市場の拡大に向け更に検討すべき事項を示唆するものである。
Briefing Note
The first G20 Summit meeting in China was held in Hangzhou on 4 and 5 September, 2016. This IGES Briefing Note considers the implications of the meeting for climate change, green finance and Sustainable Development Goals (SDGs), as well as the overall context of holding the meeting in China for the first time. From a sustainability perspective, the...