Results 1 - 10 of 244 (Sorted by date)
Peer-reviewed Article
In Technology in Society
Author:
Kobashi
Takuro
Makoto
Taniguchi
Masaru
Yarime
With nearly 70 % of the global population expected to live in urban areas by 2050, cities will need to manage energy transitions to achieve ambitious carbon neutrality goals. As the current rate of decarbonization in cities is too slow to achieve these ambitious goals, feasible pathways toward deep decarbonization are becoming increasingly urgent...
Commentary (Op. Ed)
2024年11月25日のNDC合同会合で事務局が提示した日本の排出削減目標案の根拠となったシナリオ分析について、世界全体の1.5℃目標とどのような関係にあるかを検討し、以下の点を指摘する。(1) 世界モデルで評価しているRITEのシナリオ分析に基づくと、排出削減経路として「上に凸」をとれば、日本の排出削減ペースは先進国だけでなく世界全体に比べても緩やかなものになる。 (2) 日本が直線的な削減経路をとった場合、国際合意の根拠となっている1.5℃目標に向けた世界の排出削減経路に比べて削減が遅くなる。 (3) 分析された、先進国は直線的削減かつ世界全体で1.5℃目標を維持しようとするシナリオは、世界全体での排出削減ペースが遅く、1.5℃目標達成に向けてリスクが大きい。
Keywords:
NDC
PR, Newsletter or Other
Author:
Daneal
Yuerae (AKita University, Student)
Sakurako
Kitagawa (Tohoku University, Student)
Shotaro
Uemura (Tsukuba University, Student)
Mana
Short (Sophia University, Student)
Mariam
Alnaqbi (Institute of Science Tokyo, Student)
Anouluck
Norasing (Institute of Science Tokyo, Student)
Hinako
Miyazaki (Aoyama Gakuin University, Student)
Nguyen Thuy
Truc (Rikkyo University, Student)
Hangga
Prihatmaja (Kyoto University, Student)
Alejandra Maritza Rodas
Aroche (Kyoto University, Student)
Claude
Galette (Kyoto University, Student)
Hina
Egawa (Osaka Metropolitan University, Student)
Martin R.
Bustamante Antonio (Eikei University of Hiroshima, Student)
Hiyori
Fujino (The University of Kitakyushu, Student)
Mai Ngoc
Chau (The University of Kitakyushu, Student)
Hnin Ei
Kyaw (Nagasaki University, Student)
Syed Shabbar
Hussain (Nagasaki University, Student)
The Institute for Global Environmental Strategies organized "the SDGs Global Human Resource Program that Connects Learning and Society through Environmental Issues" in FY2024 under UNESCO Activity Grant by Japan's Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology (MEXT). Total of seventeen university and graduyate school students...
Data or Tool
Author:
Koji
Mitomori
Yuka
Nambae
Junko
Morizane
Yasuhiro
Kasuya
IGES published “ Case studies of domestic initiatives that have synergistic impacts on climate change, biodiversity and the SDGs” at the Forth Global Climate and SDG Synergy Conference held at UN Headquarters during the UN High Level Political Forum 2023. In April 2024, the research project “Synergies and Trade-offs for transformative actions...
Non Peer-reviewed Article
In 東洋経済オンライン
脱炭素化への変革のレースで、日本企業は勝ち残れるのか――。著者が所属するシンクタンクの地球環境戦略研究機関(IGES)は2023年12月に 「IGES 1.5℃ロードマップ」と題した報告書を公表した。副題を「日本の排出削減目標の野心度引き上げと豊かな社会を両立するためのアクションプラン」としたように、現行の政府によるGX(グリーントランスフォーメーション)戦略の代替案となる戦略プランを提案した。なぜ代替案が必要なのかについて、主に企業のビジネスとの関連を中心に解説する。本稿はその前編である。
Policy Brief
2023年のCOP28で実施されたグローバル・ストックテイクの成果文書では、世界のこれまでのGHG排出量推移は、世界の気温上昇を1.5℃に抑える努力を追求するというパリ協定の目標と合致するものではなく、既存の約束を実施する余地・機会が急速に狭まっているとしている。そして、GHGの大幅で速やかかつ持続的な削減が必要であり、すべての締約国に対して、世界全体の努力への貢献を求めると共に、次期の国別削減目標(国が決定する貢献:NDC)を1.5℃目標と整合するものとするよう奨励している。これを踏まえ、2024年6月17日に発表されたG7プーリア・サミットの首脳コミュニケ において、日本を含むG7各国は「1.5℃に整合した野心的なNDCを提出することにコミット」を表明している。 では...
Commissioned Report
兵庫県では第5次兵庫県環境基本計画(2019年2月策定)の改訂にあたり、2050年への展望を見据え、2050年に社会の中心を担う現在の若者世代を含む幅広い世代の意見を反映させるため、「ひょうご環境未来会議」を開催した。同会議は2024年6月1日、8日、15日の3日間、それぞれ豊岡市、神戸市、姫路市において開催され、IGES関西研究センターはその企画・運営を支援した。同会議では、将来世代の意見を効果的に取り入れるため、大阪大学大学院工学研究科・原圭史郎教授の協力(学術指導)の下、フューチャー・デザインの手法を採用した。会議には計67名(高校生43名、大学生6名、社会人18名)が参加し、「脱炭素」「自然共生」「資源循環」のテーマごとに計14グループに分かれ、その課題や目指すべき姿...
Data or Tool
Author:
Koji
Mitomori
Yuka
Nabae
Junko
Morizane
Yasuhiro
Kasuya
IGESは、2023年7月に国連ハイレベル政治フォーラム(HLPF)2023の開催期間中に国連本部で実施された第4回「パリ協定とSDGs のシナジー強化に関する国際会議」において、シナジーに関する日本国内の3つの事例をまとめた「 国内における気候変動・生物多様性・SDGsに相乗効果(シナジー)をもたらす取組事例」を公表した。 2024年4月から環境総合推進費「SDGs達成への変革のためのシナジー強化とトレードオフ解消に関する研究(1-2405)」が開始され、IGESもその一員としてシナジーのケーススタディ収集・分析を進めている。今回はその一環として、長く協力関係を続けているJICAの優良事例について、IGESが開発したシナジー分析のプロトタイプのフォーマットに合うように...
Discussion Paper
• デジタル・トランスフォーメーション(DX)とも呼ばれる高度なデジタル化の進展は、情報通信技術(ICT)によるエネルギー消費効率の改善、交通需要の回避や産業構造の変化によってエネルギー消費量を減少させる側面だけでなく、データセンター(DC)や情報通信機器の製造など情報通信部門における直接的なエネルギー消費量の増加や関連経済活動の拡大を促すことでエネルギー消費量を増加させる側面もある。1.5℃目標に日本がより大きな貢献を果たすための道筋を描いた「IGES 1.5℃ロードマップ」では、それらの複合的な効果をできるだけ踏まえた結果、デジタル化などの社会経済構造の変化 によるエネルギーの減少を戦略的に取り入れることが1.5℃目標の実現に重要な役割を果たすことを示した。 • 一方で...
Presentation
East Asia Roundtable 2024: Common interests and shared opportunities for a net-zero future
Following a briefing about the overall climate mitigation targets and policy system in Japan, this presentation explained carbon neutrality practices and trends of Japan’s steel industry in details. The challenges and technology path for the industry to achieve carbon neutrality were described. The progress in research, development and...