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生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム(IPBES:Intergovernmental Science-Policy Platform on Biodiversity and Ecosystem Services)は、生物多様性と生態系サービスに関する動向を科学的に評価し、科学と政策のつながりを強化する政府間のプラットフォームとして、2012年4月に設立された政府間組織で、事務局はドイツのボンに置かれています。本パンフレットはIPBESの機能、組織体制、作業計画や概念枠組、ならびに実施中及び計画中のアセスメントの概要等について説明しています。
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Commissioned Report
東京大学未来ビジョン研究センター・グローバルコモンズセンターの食 料バリューチェーンにおける環境負荷等の見える化プロジェクト活動を推進するために、 本業務では、ガーナにおけるカカオを対象とし、以下の調査・研究業務を実施した: ① 環境負荷と生産性:各種文献・レポートの調査からカカオ生産における重要な環境負 荷評価項目を特定し、環境負荷と生産性の観点から、複数の圃場の比較を通じて評価・ 分析し、生産性の高低の理由も明らかにする。 ② 社会・経済:高い生産性や一定の生産性を維持している地域・農家グループと、生産 性が低い地域・農家グループとの差異を、社会面・経済面の観点から(政府・企業・ 国際 NGO 等による支援・トレーニングの影響含め)、複数の地域の比較を通じて評 価・分析する。 ③...
Non Peer-reviewed Article
In 国際農林業協力
本研究は、地球規模で喫緊の課題となっている気候変動と生物多様性保全の観点から、カカオ生産における森林減少の実態と、持続可能な生産体制構築に向けた課題を明らかにすることを目的とした。特に、日本にとって最大のカカオ供給国であるガーナを対象に、カカオ生産と森林減少の関連性を分析するとともに、生産現場における課題を把握するため質問票調査を実施した。 分析の結果、近年の天然林の減少が森林保護区と国立公園に集中していることが示された。このことは、カカオ生産による森林減少のリスクを評価する上で、生態学的観点のみならず、生産国の土地利用政策を考慮した総合的な検討が不可欠であることを示唆している。また、質問票調査の結果から、認証を取得している農家であっても...
Translation of non-IGES Material
Author:
かけがえのない森林:森林は、10億人以上の人々の生活と陸生動植物種の80%の棲みかを提供している。森林は、地球の気候の安定化に不可欠であり、パリ協定で定められた1.5℃の温暖化の抑制に貢献する。森林は、気候、生物多様性、自然が相互に関連し合って生じている危機に対処するための中心的存在であるにもかかわらず、驚くほどの速さで破壊され続け、プラネタリーヘルス(地球の健康)と次世代のウェルビーイングを脅かしている。 「森林に関するニューヨーク宣言」(2014年)、「森林と土地利用に関するグラスゴー首脳宣言」(2021年)、「第1回国連気候変動枠組条約(UNFCCC)グローバル・ストックテイク」(2023年)といった世界的な公約は、ほぼすべての国、そして何百もの企業、市民社会組織、先住民(IP...
Book
今日、世界は、深刻化する気候変動や生物多様性の損失といった地球規模の諸課題に直面しています。それらの問題には多様な主体が関わっており、問題が生じる要因とその影響は相互に密接に関連しています。そのため、問題解決には、単一の学問領域のみならず複数の学問領域の科学知の動員と社会との連携が不可欠です。本書は、環境・社会・経済の諸課題を俯瞰し、科学と政策を結び付け、持続可能な社会への変革を促すためにIGESが重視する「統合的アプローチ」を解説します。前半では統合的アプローチの背景とこれを構成する7つのプロセスを詳述し、後半の第4章以降ではそれぞれ同アプローチの実践例として、持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みを加速するシナジーの強化、国・自治体・アジア都市のネット...
Book Chapter
In 持続可能な社会づくりへの統合的アプローチ
第7章 ネイチャーポジティブな社会に向けて 生物多様性・生態系サービスの予測評価と政策立案支援 持続可能な木材生産につながる合法木材調達 生物多様性の国際政策とIPBESを通した科学政策連携 SATOYAMAイニシアティブを通じた国際展開
Peer-reviewed Article
In Land
REDD+ aims to mitigate climate change by reducing deforestation and forest degradation in developing countries while ensuring social and environmental benefits through the involvement of diverse stakeholders. While several studies evaluate stakeholder participation in various aspects of REDD+, such as the level and type of stakeholder participation...
Commissioned Report
2022 年12 月に開催された生物多様性条約第15 回締約国会議第二部において、生物多様性分野の新たな国際枠組みである昆明・モントリオール生物多様性枠組(KMGBF)が採択された。これを踏まえ、KMGBFの速やかな実施に向けた議論及び更なる開発が必要とされた議題について2023 年度に議論が行われた。これら議論に積極的に参加・貢献するため、本業務では、生物多様性枠組関連会合について、主に以下の業務を実施した。 (1)関連会合で扱われる主要議題の調査・分析 (2)3 つの関連会合(自然を活用した解決策(NbS)に関する政府間協議、生物多様性条約第 25 回科学技術助言補助機関会合(SBSTTA25)、生物多様性条約第8 条(j)及び関連規定に関する第12 回作業部会)における議論の把握...
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Commissioned Report
東京大学未来ビジョン研究センター・グローバルコモンズセンターにおける食料バリュ ーチェーンにおける環境負荷等の見える化プロジェクト活動を推進するために、本業務では、ベトナムにおけるコーヒー及びガーナにおけるカカオを対象とし、以下の調査・研究業務を実施した: バリューチェーンの構造調査・分析、同バリューチェーンにおける環境・社会・経済面の課題調査・ 分析、並びに同課題の改善・解決策の検討 バリューチェーンにおける環境・社会・経済面の課題に対する改善・解決策の定量・定性的な効果 検証 環境負荷等の見える化に向けたサステナビリティ評価モデル策定支援 本報告書は、以上の業務の成果を取りまとめたものである。
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