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アジア太平洋環境イノベーション戦略プロジェクト
革新的・戦略的政策オプション研究第2フェーズ
(APEIS/RISPO-II) |
| 地域経済統合のもとでの持続可能な開発の促進:環境保全および貧困削減への戦略 |
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| RISPO IIは環境省委託による研究プロジェクトであると同時に、国連環境計画(UNEP)が主催する持続可能な開発のための研究機関ネットワーク(UNEP-NISD)の提携プロジェクトとして実施されました。同プロジェクトでは、東アジア共同体創設の可能性も含めた東アジアにおける地域経済統合が、将来的に国内および地域レベルにもたらす環境影響および社会的・経済的影響を分析し、政策立案者に対して持続可能な開発を促進するための戦略的な環境政策のオプションを提供することを目標とし、詳細に渡る調査を行うために、同プロジェクトでは中国、インドネシア、日本、韓国、タイ、ベトナムの各国でケーススタディを実施しました。 |
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関係機関:
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国連環境計画技術・産業・経済局(UNEP/DITE/ETB)、韓国環境政策・評価研究院(韓国)、マクギル大学(カナダ)、国立環境研究所(日本)、環境経済政策研究センター(PRCEE、中国)、インドネシア科学院経済研究センター(インドネシア)、タイ環境研究所(タイ)、ハノイ工科大学環境科学技術研究所(ベトナム) |
| 研究協力機関: |
ASEAN事務局、成蹊大学、慶応大学等 |
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| RISPO II 会議 |
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| 活動&出版物 |
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>>RISPO I (FY2001-2004)の活動報告はこちら
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| 研究背景 |
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| 東アジア共同体の形成に向けて加速している経済統合は、同地域における環境、貧困そして持続可能な開発に多大な影響を与えます。その影響は、所得の増加や環境にやさしい技術の移転を通じ、持続可能な開発を推進する一方で、過剰な資源利用によって天然資源の枯渇を招き、同地域における公平性を阻害する可能性も考えられます。したがって、適切な環境政策を実施することが肝心であり、また、そうした政策策定のためには、経済統合が環境にもたらす多様な影響を把握することが不可欠です。 |
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お問合せ:
IGESプログラム・マネージメント・オフィス
政策ガバナンスチーム
Tel: 046-826-9587
Fax: 046-855-3809
pg-info@iges.or.jp |
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| 研究対象地域 |
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| 本研究では、日本、中国、韓国及びASEAN10カ国(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイおよびベトナム)からなる「ASEAN+3」を対象地域とし、その中から中国、インドネシア、日本、韓国、タイ及びベトナムについてケーススタディを実施します。 |
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| 研究手法 |
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RISPO-IIは、地域経済統合という背景の中で持続可能な開発を推進していくための戦略的な環境政策オプションを政策立案者に提供することを目的としています。RISPO-IIでは、以下のシナリオ分析に基づいて戦略的な環境政策オプションを策定します。
まず、東アジア地域の地域経済統合に関する不確実性を考慮しつつ経済統合がもたらす影響を分析する目的で、想定される範囲内で最も統合が進んだ場合と、最も統合が進まなかった場合の2つの対照的なシナリオを含む3つの地域経済統合シナリオを策定します。
次に、それぞれの地域経済統合シナリオについて、予想される環境影響を評価します。RISPO-IIでは他国間経済モデル(GTAPモデル)を用いた定量的評価を行うと同時に、マテリアルフローと各段階における貿易との関連に着目し選定した優先セクター/課題に特化した環境影響評価を行います。
次に、環境影響評価の結果に基づき、主要な環境影響に対応する環境政策を策定します。なお、多国間経済モデルを用いた経済全体を対象とする政策分析と優先部門/問題に特化した政策分析は相互補完的であり、分析の対象となる環境政策パッケージは異なります。前者に対しては、経済全体を対象に環境政策パッケージの実施による影響を評価する目的で、すべての主要環境問題を対象に定量的評価が可能な政策ツールを組み合わせたパッケージを策定します。後者に対しては、優先セクター/課題のみを対象として、定量的評価にとどまらない深い政策分析を行う目的で、定量的な評価が不可能な政策ツールも含めた政策パッケージを策定します。
最後に、3つの経済統合シナリオのそれぞれについて、環境政策を実施した場合の環境面、経済面および社会面の影響を評価します。影響評価の結果を政策策定プロセスにフィードバックすることで、環境面、経済面および社会面のすべてにおいて政策目標を達成できるような、あるいは政策目標に対し大きく貢献できるような環境政策を策定します。
政策パッケージの実施可能性については、制度評価によって政策の効果的実施に必要となる諸制度、資金メカニズム及び措置を特定します。 |
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| 期待される成果 - 戦略的な環境政策オプション |
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| 政策立案者は、地域経済統合が実際に発生する前に、どのような環境政策を実施するか重要な決断を求められますが、RISPO-IIでは策定した環境政策に加え、それぞれの経済統合シナリオに対する政策評価結果を併せて提示することで、政策決定者が将来の経済統合の不確実性に関するリスクを踏まえた上で政策決定する上で有益な情報を提供します。 |
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| RISPO-IIの独創的・革新的な特徴 |
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1. 影響評価に基づいた環境政策の構築
持続可能な開発のための政策分析には、政策の実施が経済全般にもたらす影響の評価が必要です。しかしながら、これは貿易と環境における研究分野ではほとんど実施されていません。RISPO-IIはこの実施に挑みます。
2. 政策実施における課題に対処するための制度評価
東アジア諸国で深刻な環境問題が発生しているのは、必ずしもその国々において革新的な環境政策が導入されていないからではなく、環境政策が効果的に実施されていないからであることが指摘されています。RISPO-IIは、提案されている政策の制度面における評価を行うことにより、この問題に対処します。
3. セクター・課題別政策分析と経済全体分析の統合
RISPO-IIでは、定量的評価が可能な政策ツールのみを組み合わせた環境政策パッケージを策定し、その実施による経済全体への影響を評価する「経済全体を対象とした政策分析」と、優先セクター/課題のみを対象として定量的な評価が不可能な政策ツールも含めた政策パッケージを策定し、定量的評価にとどまらない深い政策分析を行う「優先セクター/課題を対象とした政策分析」という相互補完的な二つの方法を統合します。
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