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ニュース&イベント
UNFCCC COP11及びCOP/MOP1サイドイベント
気候変動への適応: 2013年以降に向けた道筋
Adaptation to Climate Change: Pathways into the Future Beyond 2012


IGESは「アジアから見た2013年以降の気候政策枠組への懸念と期待」と題するサイドイベントを開催し、気候変動への適応策を促進するにあたってさまざまなアプローチを採る必要性について議論が行われた。また、IGESが行ったミクロレベルでの積極的な適応策に関する専門家会議についての報告も行われた。
 
日時
2005年12月5日(月)13:00-15:00
会場
Verrière Room, Delta Centre-Ville Hotel
座長
森島昭夫(IGES理事長)

サマリー
  森島昭夫(IGES理事長)は、気候変動に対する適応は全ての国にとって重要な課題となりつつあり、今後数十年のうちに予想される気候変動に対して準備する必要があると指摘した。
アンチャ・スリニヴァサン(IGES気候政策プロジェクト・プロジェクトリーダー代行)は、IGESが実施したバングラディシュにおける調査結果及びミクロレベルでの積極的な適応策に関する専門家会議の成果について報告を行った。その上で、適応計画に地域の視点を反映する公式メカニズムを構築する必要性と、適応問題に対応するための地域レベルでのインセンティブや財政的メカニズムの構築の必要性について指摘した。
Ian Noble(世界銀行)は、世界銀行の約4割近くのプロジェクトが気候変動に関わる要素を有するものであるが、プロジェクト計画書の中で気候変動について明白に言及したものは2%に過ぎないと説明するとともに、同行の主導によりプロジェクト事業者をサポートするツールを開発中であると報告した。
Stephen Gitonga(国連開発計画(UNDP))は、UNDP-GEF(地球環境ファシリティ)の適応ポートフォリオについて様々の国での具体的な事例を交えながら紹介した。
Mohan Munasinghe(Munasinghe Institute for Development)は、適応や緩和問題を開発プログラムや政策の主軸にする際の行動―影響(Action-Impact)マトリックスの活用方法について説明するとともに、新しいものを考える前にまず既存の適応メカニズムを十分に活用するべきであると強調した。
平石尹彦(IGES理事)は、パネルディスカッションのモデレーターを務め、適応と開発アジェンダを統合する必要性について指摘した。
Monirul Mirza(トロント大学の適応影響研究グループ)は、金融及び援助機関は、気候変動問題においてより建設的な役割を担うことができると言及した。
Jyoti Parikh(Integrated Research and Action for Development)は、気候変動に対して最も寄与していないにもかかわらず、もっとも被害を被るのは各国の貧困層であり、適応問題を考えるにあたり衡平性は重要なポイントであると指摘した。
Agus Sari(ぺランギ)は、適応に関する議定書を構築することによって同問題への対応を促進させるだろうが、一方で、任意参加とした場合に多くの参加国は期待できないと忠告を発した。
John Mooteb(ミクロネシア経済省)は気候変動に対する適応に関して小島嶼国への早急な援助が必要であると強調した。

プログラム及び発表資料
Opening remarks
Prof. Akio Morishima, IGES

Salient findings from IGES consultation on proactive microadaptation322KB
Dr. Ancha Srinivasan, IGES
World Bank's perspectives on facilitating adaptation to climate change406KB
Dr. Ian Noble, World Bank

UNDP-GEF initiatives on adaptation334KB
Mr. Stephen Gitonga, UNDP
Bridging adaptation research and policy: Issues and challenges147KB
Prof. Mohan Munasinghe, MIND, Sri Lanka

Panel discussion on options for facilitating adaptation in the future climate regime beyond 2012 (パネル議題22KB )
Moderator: Mr. Taka Hiraishi, IGES
Panelists:
Dr. Ian Noble, World Bank
Prof. Mohan Munasinghe, MIND, Sri Lanka
Dr. Monirul Mirza, AIRG, Canada10KB
Dr. Jyoti Parikh, IRADe, India
Mr. Agus Sari, Pelangi, Indonesia
Mr. John Mooteb, DEA, Federated States of Micronesia
Q&A session

Closing remarks
Prof. Akio Morishima, IGES


お問い合わせ
(財)地球環境戦略研究機関(IGES)気候政策プロジェクト
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