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活動報告



プロジェクト期間:2000年11月〜2004年3月

近年、IT革命が環境に及ぼす影響について注目が高まっています。IT機器のさらなる普及は社会全体の電力消費の増加やIT機器の廃棄物増大をもたらすといった環境へ負の影響が指摘される一方で、ITは資源・エネルギー利用の効率化を実現する有効なツールになり得るという正の影響も叫ばれ始めています。しかし、そのいわばIT革命の功罪については、まだ十分な議論は行われていないのが現状です。
このような背景を踏まえ、本研究では次の3点を目的とし、活動を行いました。
◆ ITを使った環境関連の取組の事例収集
◆ IT革命の環境に対する功罪の検証
◆ 環境改善へのIT活用を促進するための政策提言

[プロジェクトの概要]

(1)アジア太平洋地域における情報通信技術と環境
国連環境計画アジア太平洋地域事務所が主導しているイニシアティブ「アジア太平洋地域における情報通信技術と環境」に2001年8月から参加して、以下のような研究活動を行っています。

a) アジア太平洋における環境管理への情報通信技術活用事例集(データベース)の作成
b) 情報通信技術活用による温暖化ガス排出削減に関する研究
c) 情報通信技術活用による産業廃棄物交換に関する研究

(2)IT革命と環境の研究会
2000年12月から、日経BP社環境経営フォーラムとともに、「IT革命と環境の研究会」を平均月一回東京で開催しました。研究会は、大学、企業、研究機関などからの11名の専門家とIGES及び日経BP社環境経営フォーラムの関係者によって構成され、IT革命が経済活動や個人のライフスタイル、社会構造を具体的にどのように変え、またITをどのように活用すれば省エネや省資源に繋がるのかについて活発な議論をしています。最終成果物として『環境再生と情報技術 - 地球新時代の技法』(三橋規宏・IGES編著発行:東洋経済新報社)を出版しました。


[関係協力機関]
国連環境計画アジア太平洋地域事務所
エネルギー資源研究所(TERI)
日経BP社環境経営フォーラム
ヴッパタール気候・環境・エネルギー研究所(2000年11月に日独気候変動対話を共催)

[出版物]

International Climate Policy and the IT-Sector: A report on the "Policy Dialogue between Japan and Germany for Facilitating Coordinated Measures to Address Global Warming"(2001)(IGESとブッパタール研究所との共催ワークショップの報告書(全て英文です)

『環境再生と情報技術 - 地球新時代の技法
 
   
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