気候変動とエネルギー / 市場メカニズム

気候変動緩和行動評価プロトコル(MAAP)に関するワークショップ
頑健かつ比較可能な気候変動緩和行動の開発支援に向けて

IGES,ベトナム天然資源環境気象水文気候変動局は、世界銀行の支援により「気候変動緩和行動評価プロトコル(MAAP)に関するワークショップ-頑健かつ比較可能な気候変動緩和行動の開発支援に向けて-」をベトナム(ハノイ)で共催しました。

パリ協定の採択後、世界銀行グループは、「ネットワーク・カーボン・マーケット(NCM)」というイニシアチブを通じて、特に透明性、比較可能性、代替可能性を高めることにより、炭素市場を含む様々な国内気候行動を促進する方法を研究しています。このイニシアチブのなかの1つには、「気候変動緩和行動評価プロトコル(MAAP)」という気候変動緩和行動の評価ツールの構築が含まれています。このワークショップは、NCMとMAAPのコンセプトをさらに発展させていくため、様々な種類の気候変動政策とプログラムを実施しているステークホルダーから、これらについてフィードバックとインプットを得るためのコンサルテーション・プロセスの一環として開催されました。ベトナムでは、JCMプロジェクトの試験的な評価の観点からMAAPの概念についての議論が多く行われました。当日の参加者からは、MAAPに類似したコンセプトに基づくマルチクライテリア分析(MCA)や分析階層プロセス技術についての経験に基づいた意見が寄せられました。具体的には、MAAPの最も重要な部分は、個々の指標について採点する際の明確で透明性があり、詳細な方法論的なガイダンスを提供するということが指摘されました。また他にも、MAAPが緩和行動の実現可能性、コベネフィット、持続可能性および関連施策との整合性などの点について、将来的な活動を評価するための有用なツールであるとする意見や、緩和行動の内容、コベネフィットおよび持続可能な管理を評価するために、プロジェクトの評価プロセスを補完できる可能性が指摘されました。また、MAAPによる評価結果を炭素クレジットの評価にどのように反映させるかという課題も指摘されました。

日 時 2017年3月9日
場 所 ベトナム天然資源環境気象水文気候変動局
主 催 世界銀行,ベトナム天然資源環境気象水文気候変動局,IGES
言 語 英語 / ベトナム語
参加者数 40名
プログラム アジェンダPDF(英語) (18KB)
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